何の話だよ! というツッコミが聞こえました。
これは、Excelの関数の一つで、
ある確率を求めることができるというものです。
今回は、ちょっと数学的な話になりますが、
この関数を用いた例題を示してみようかと思います。
今回、応用情報技術者試験におきまして、
午前試験の問題は全80問ありました。
全て4択で、
午前問題合格には6割以上の正解が必要です。
つまりは、午前問題合格には48問以上の正解が必要です。
まだ算数ですね。
さて!
すべて勘で答えたとします。
このとき、午前の試験に合格する確率はいくらでしょう?
高校の問題集的な言い回しにしますと、
『袋の中に白球3、赤球1が入っています。
その中からランダムに1つ取り出す作業を80回行ったとき、
赤球が48回以上取り出される確率はいくらでしょう?』
となります。
数式はたてられるかもしれませんね。
80C48 × (1/4)^48 × (3/4)^32
↑合っているかは置いておいてください;
「試行回数 C 成功回数」をまずおいて、各確率を後ろに並べて・・
あとは壮大な約分の作業をしていた記憶があります。
ただ、試行回数が100、1000、10000・・となったとき、
手計算でやれますか?って話ですよね。
そこで、BINOMDIST関数を使うことができます。
Excelの関数に入っておりますので、すぐ使えます。
BINOMDIST関数とは、成功回数・試行回数・成功率・関数形式を指定しますと、
結果が返ってくるというものです。
BINOMDIST (成功回数, 試行回数, 成功率, 関数形式)
例えば、「10回中、成功(20%)が3回である確率」ですと
=BINOMDIST (3, 10, 0.2, FALSE) となり、
「10回中、成功(20%)が3回以下である確率」ですと
=BINOMDIST (3, 10, 0.2, TRUE) となります。
「○回以下」というのを、関数形式として指定できる訳ですね。
このように、勘で答えたときの合格確率を求めてみます。
BINOMDIST(48, 80, 0.25, TRUE)
= 9.999999999964625・・ !?
あぁ、これですと「80回中、成功(25%)が48回以下の確率」です。
「80回中、失敗(75%)が32回以下の確率」ですので、
BINOMDIST(32, 80, 0.75, TRUE)
= 0.0000000000353770067030・・ !!?
つまりは、勘で合格できる訳ないよってことですか。
さて!
例えば・・
1/3の問題に自信があり(まず正解)、
1/3の問題にやや自信があり(2択までは絞れた!)、
1/3の問題が分からなかった(4択;;)としましょう。
これ、今回の私の手ごたえだったのですが、
これで確率を計算してみましょうか。
80問を3で割れませんので、
暫定的に81問としちゃいます。
うち27問は正解であるとし、48-27=残り21問が正解である必要があります。
2択の27問と、4択の27問、計54問中21問以上正解の確率。
①27問中、正解率50%でx問正解の確率。
+
②27問中、正解率25%でy問正解の確率。
ただし
x + y >= 21
① → 27問中、不正解率50%で27-x問以下不正解の確率。
② → 27問中、不正解率75%で27-y問以下不正解の確率。
x + y <= 21
として、コツコツ計算していきますと・・
27問中、不正解率50%で7問以下不正解の確率
BINOMDIST(7,27,0.5,FALSE)
= 0.006616339087・・
27問中、不正解率75%で20問以下不正解の確率
BINOMDIST(20,27,07.5,FALSE)
= 0.171883016243・・
の組み合わせが最大となり、両者を合わせますと、
0.178499355330867 = 17.8% !!!?
あれ?思ったより合格確率低いぞ・・
計算式が間違っていることを密かに願うとしようか(おいおい)
・・と、こんな関数もありますよ。というお話でした。
参考文献:OKWave
http://okwave.jp/qa/q6219813.html
(以下、あまりに複雑になってしまって諦めたメモを載せておきます。
1/2と1/4の、どちらも不正解の確率 = 3/8
=「2問中0問正解の確率 = 3/8」
=「2問中2問不正解の確率 = 3/8」
上記から、54問中33問以上不正解の確率を求めるのと同値です。
最初に1問分増やしたので、32問以上不正解としちゃいましょうかね。
2問を一まとめにして考えてみますと、
『27試行中、「どちらも不正解」が16試行以上』
= 1 - 『27試行中、「どちらも不正解」が16試行以下』
・・無駄に難しくしているような気もしますが;
(メモ終