メインフレームの話の続きです。
メインフレームでは、アウトプット、つまり出力対象として
コンピュータの他にプリンター(帳票出力など)やテープ(記録)
を指定する事ができます。
昔の記録媒体はテープだったんですよ。
今でも使われることがありまして、
主にバックアップの用途として用いられます。
もちろん、プリンターやテープは用途により複数ありますので、
オペレーターの人が、使うプリンターやテープを
プログラムの設定にあわせて準備する必要がありました。
当然、人の手が介入する事になります。
これはプログラムの実行スピードと比べると格段に遅く、
オペレーターの負担も大きかったようです。
プログラムと言うより、この「作業待ち」で時間を多く取っていたようですね。
そこで!
プログラムで使う機器などを記述し、
オペレーターがわざわざ準備する手間をなくそうと
メインフレームにて使われた言語があります。
それは、JCL(Job Control Language)というものです。
この言語の詳細は次回以降でお話します。
が、この言語の解説書が少ない少ない・・;
マニュアル自体はPDFでダウンロードできますので、
一つにつき数百ページありますが、頑張って読みたい方はどうぞ。
最後に、ファイルの格納について"さわり"だけお話します。
まずは、今のコンピュータでのお話。
お手持ちのPCでは、例えば・・「Cドライブ」や「Dドライブ」という
記憶領域があるじゃないですか。
このドライブ、A~Zまでの26通りあり、
その中にファイルやフォルダなどを格納していきます。
このとき、各フォルダによる階層構造をとっています。
(階層型、覚えていますか?)
さて、メインフレームに戻りますが、
ドライブのことを「ボリューム」という呼び方をします。
このボリューム、基本的には、1ファイルしか格納できません。
つまり、1ファイルからなる階層構造をとります。
疑問が生じたかもしれませんが、
圧倒的にドライブ・・ではなく、ボリュームの数が足りないのでは?
と思ってしまいますよね?
たった26ファイルしか記録できないのかって思いませんか?
はい。そういう疑問をもてれば大したものです。
メインフレームでは、
ボリューム名にA~Zの一文字ではなく、
6文字(・・確か!)で指定することができるのです。
(↑ちょっと文字数に自信がないので、参考書を調べておきます。
6~8文字だったような気もするな;)
これで理論上は1万を超えるボリュームが使えるという訳です。
少しずつ解釈していきましょう。
次回以降では、
・JCL
・ファイルとデータセット
・ボリューム名の補足(↑のやつですね)
を取り上げて、話を続けていこうと思います。
参考文献:
IBM Publications ホーム(マニュアル検索)
http://www-05.ibm.com/e-business/linkweb/puc/jsp/index.jsp?country=J1&language=JPN