最期のその瞬間まで一緒に。 | うちの魔王さま。

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色々あってNPO法人ねこけん東京本部キンダーガーデンになりました。
がんばれお兄にゃんΨ( ゚∀゚)Ψ

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明後日は本気の譲渡会~ってことで、今日はゼノ。
 
「なんだ?オレの話するのか?」
 
します!
 
ゼノは8歳のおじさん猫(愛をこめて)。
魔王ちゃんより年下なんですよねー。
 
まんまるボディにしっぽがちょっとだけ、コミカルな印象。
ウーもシャーもこれまで一度もなく、とっても穏やかな子。
譲渡会は苦手でお地蔵さんのように固まってますが、うちでは目が合うだけでフミフミが止まらなくなるような子。
撫でられるのも大好き。
 
そうやって、おばあちゃんにたくさん可愛がられてたんだろうな。
 
「おばあちゃん‥」
 
飼い主だったおばあちゃんが施設に入所、それに伴いゼノは親戚に外に出されたそうです。
家族も、家も、同時に失った。
親戚の人は確かに鬼だと思うよ。
鹿児島は野良猫も多いし、恐らく深く考えずに外に出したんだと思う。
どこかでエサもらって生きていくんだろうって。
まぁ、死んでもどうでも良かったのかもしれないけど。
 
どんなに大事に飼っていたって、最期まで面倒をみられないのは飼い主失格。
猫は、猫だけじゃなく犬でも鳥でもハムスターでも、"ペット"は、飼い主が、自分自身が看取らないと。
高齢者への譲渡に難色を示す保護活動者が多いのはこれです。
 
日本人の平均寿命は80歳を超えているけど、健康寿命は厚生労働省のHPによると男性72歳、女性75歳。
この年齢から子猫・若齢の猫を迎えようというのは、我々の目には無謀に映るわけです。
自分に何かあれば(同居していない)家族が引き取ってくれる、とおっしゃる方もいらっしゃいますが、どうでしょうね?
そんな口約束なんだかそもそも本当に話をしたんだかよくわからん話を信用できないほど、ゼノのような子はたくさんいるんですよね。
 
先に死んじゃうなんて論外なんですよ。
施設に入る、入院するのも人間の都合で動物たちには理解できないです。
そして、一緒に暮らしていても、高齢になり通院が必要な動物を、自分自身が病院連れて行き、ケアができるかどうかも、年齢を理由に譲渡を断られて憤慨する前に、冷静に考えてみてほしいのです。
事故や病気、災害、猫との暮らしを突然断たれることは、年齢問わず起こりうるけれど。
施設に入るなら、その前にこの子をなんとかできなかったんだろうかと、、
大切なその子の最期の瞬間までを、ちゃんと考えてあげてほしいのです。
 
※フミフミしながらスリスリしたくてウズウズしているおじさんw
 
私は、還暦までに全ての飼い猫を看取る計算でした。
これはあくまでも私の人生設計プランで、色々考えてそう決めていたんです。
だから決して、皆さんにもそうしてほしいとか、そういう話ではないです。
 
あぬーを迎えて計画が狂ったけども。
※ちびぬーだった頃。
 
何が言いたいかって、"飼いたい猫"と"飼える猫"は違うということ、誰かではなく自分たち家族が最期の瞬間まで責任を負うべきであること、それを考えてほしい、ということです。
 
 
一緒に暮らしてもうすぐ2ヶ月。
最初からずっとこんな感じでスリゴロベタ馴れ。
こんな子を遺していかないでほしい‥
 
「ちゅーるはうまいんだぞ」
 
ねこぴゅーれも好きです。
なんでも美味しくたべてくれるおりこうさん(´艸`*)
 
 
そんなわけで、ゼノも参加する本気の譲渡会、2023年度の譲渡会納めです!

 

【本気の譲渡会、次回は3/31】

ご予約優先、必ずリンク先をご確認ください。

 
もう4月になるとか信じられない‥
 
 
ではまたっ( ´Д`)ノ~

 

 

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