むかーし


バルミューダの経営は将来傾くと予想したけど、その通りになったなぁ


良くありがちな「多角化」や「シナジー」を経営者が"勘違い"するとこうなる

そして、経営者がワンマンな頑固者で、経営が当たって絶好調の時に勘違いするから余計に傾いた時はジェットコースターのように落ちて行く


バルミューダの失敗は、携帯などに手を出した事と思われがちだがそれ自体は悪い事ではない

手を出す方向性は結果的に間違っていたのは確かだけどね


失敗の原因は、元々キッチン用品として築いたブランド価値を毀損する経営行動を取った事だろう

多角化した事によって「逆シナジー」効果が現れてしまった

自ら自社ブランドの認知と関与を薄めたのだ


今、バルミューダと聞いて人は何を思い浮かべるだろう


画期的なキッチン用品ブランド?

携帯で失敗したブランド?


携帯事業で失敗したとしても、前者のイメージを保ち続ける経営戦略を取らなければならなかったと思う

適当にリスクも自社ブランド価値も考えずに多角化したらこうなる


今方向転換すれば数年で持ち直すとは思うが、数年待てる経営者なら!って条件付き

大抵の経営者は地道な企業運営に戻る事が出来ず、更に沼地にハマるように動いてしまう


さて、バルミューダはどうなるかw




優れた名前の残る経営者ってのは、急成長させたとか改革を行った等では無い

そっちに目が行きがちだけどねぇ

どれだけのブランド価値を創造し、経営を持続させるかなのだ


時流に乗り、運を掴み急成長する企業はいくらでも存在する

経営の要点はそれをどれだけ持続させる事が出来るかだろう


経営者と経営陣の資質による所も大きいが、急成長をした企業に多い企業病やね😅



いつか見た光景だわ



経営者はみんな知っているはずなのに、自分だけは違う!って突き進む人が多いよなぁ