春って長く厳しい冬が過ぎて心弾む季節。
韓国にも桜並木が沢山ある。
日本みたいな古木はないけど、春を十分満喫させてくれる。照れ

でもね、私は春が嫌い。大嫌い。
春になると息がし難いから。
春が悪いんじゃない。
桜や春を謳歌する花々が悪いんじゃない。
私の心が歪んでしまっただけ。

たしか結婚して3年目ごろ?の春 
私は呼吸困難に襲われた。と言っても倒れるほどではなく、でも努力呼吸が必要な感じ。
過呼吸ではないんだけど、息を吸っても吸っても空気が肺に吸い込まれない。胸に大きな岩がのっかているような感じもした。胸の真ん中(心臓のあたり?)も痛くて私は心筋梗塞とか狭心症とかにでもなったのではないかと病院へ行った。
心電図は以上なし。もちろんその他の異常もなし。
内科の先生がファッピョン(화병:ストレス)みたいだからストレス溜めないようにねって。

ファッピョンって韓国女性の持病みたいなもので、悔しかったり腹立たしい感情に蓋をし続けることで胸苦しさとか胸部痛なんかが起きる心身症の一つ(だと思う)。byやおんの医学

ストレス溜めないって言ってもね。
ストレスしかない日常だし、これをわかってくれる人も周囲にはいなかった。

義母はファッピョンがあるから息苦しくて部屋のドアを閉めるなってよく言ってて、ファッピョンのある本人のことを苦労人の代名詞、ファッピョンは勲章ぐらいの態度だった。

一方、私にファッピョンがあるって言ってもまず誰も信じないっていうか、何もしてない嫁がなぜファッピョンになるんだ?って感じ。この雰囲気がわかるだけに何も言えず一人苦しんでた。法的夫にはこそっと言ったけど鼻であしらわれた。

その2年後かな?義父が前立腺がんにかかり韓方薬(漢方薬)を処方しにいくことに。どうせならと家族みんな健康になろうって一家総出で評判の韓方医院へ。私は正直オマケだったんだけどなんか義母が私のも必要だって処方してもらうことになった。(義母は当時息子がいなかった私に男の子を産ませたかったんだと思う)

脈をみたお医者様は「ファッピョンがあるね。結構長く経ってるね」とあっさり。(有名なだけのことはある?)
一緒にいたおしゃべりな法的夫の姉がそれを何度もみんなの前で話して、ストレスなんか受ける暮らしをしてるはずがない嫁がストレス病のファッピョンなんて言語道断な雰囲気だった。

とは言え家族は義父の大病(前立腺がん)の前に、嫁ふぜいのストレスなんてすぐに忘れ去っていつもの日常に。

韓方薬の効果か私の体調もなかなかに良くなった。

でも、これも一時的で。しかも義父の体調悪化(前立腺がんが胃へ転移)で私のストレスは日に日に増していった。

晩秋、私は家事意外のことができなくなっていた。家事できるなら問題ないじゃん、と思うけど。義母が怖かった私は私の役目はしたんだけど、自分の部屋に戻ったら動けない、シャワーとかもできない、子どもの世話もできないそんな感じだった。ただじっとしてた。死ぬのは怖いから私っていう存在が消えてなくなってしまえたらどんなにいいか。

これはうつ病ってやつだ。
うつ病は心の風邪ともいうくらいで、早く対処すればすぐ良くなる。
病院へ行こう。
でもお金ないなぁ。
知り合いのご主人さんがアル中で精神科のクリニックに通ってたはず...。

何もできずゴロゴロしながらもそんなことを考えていた。

そしてはるばる片道2時間もかかる病院へ通いはじめた。
3~4ヶ月通って次の年の春には心の健康を取り戻した。

でもこれは始まりでしかなかった。

私のメンタルが人より弱いのか
日々ダメ出しされるからメンタルが弱くなるのか
卵が先か?鶏が先か?
そしてメンタルが弱いと悪い人間はたまた欠陥のある人間なのか?

私と法的夫の葛藤は深まっていく。

今日のひとりごとはここまで。
お付き合いくださった方ありがとうございます😊


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