自分が酔わなければ 人を酔わせることはできない | My World

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アラフォー地味系会社員、趣味ベリーダンス。
日々の出来事など乱れ書きしております。

「自分が酔わなければ 人を酔わせることはできない」

今日たまたま見ていた方のブログで見かけた言葉です。

あくまでも「自分 が 酔う」のであって

「自分 に 酔う」わけではない。

言葉の差は些細だけれど、この差は非常に大きいと思います。

踊るときに、自分が密かに大事にしていることと、とっても共通している気がしました。

 

ニルヴァーナでベリーダンスを踊らせて頂くとき、踊りを見たくて来た訳では無いお客様もいらっしゃいます。

また、ベリーダンスを見たくて来たけれども、見たいのはマラカじゃねーよ!!という、お客様もいらっしゃいます。

でもね、私が盛り上がってめっちゃ楽しそうに踊っていて、そのテンションがお客様へも伝播したら、

「見るつもりなかったけど、結果的に面白かった」っていう風に終われば、それで成功な訳ですよ。

 

個の場合は「酔う」を盛り上がりテンションに置き換えましたけれども、それだけでは無いんですよね。

ムードというか、空気感というか・・・。

相手をその気にさせるための、空間支配というか感情操作の一環とも言えますよね。

でも、サービス精神の一種でもあるかもしれない。

酔いつつも意外と冷静でいなければならない。

その冷静かどうかが「自分 に 酔う」とは違う部分かな、と思います。

 

ジャミーラ先生って、「自分 が 酔って見せる」が無意識にめちゃくちゃ上手い、と感じます。

天性の人たらし。男女関係なく、みんなジャミさんが好きになるって、凄い才能ですよね。

でも、彼女が「自分 に 酔って」悦っているところとか、見かけないですよね。

そこが違うんだと思う。

悦に入って自分自身を見失ったりしない。すごく冷静。

あんなに綺麗で、踊っている姿を「動く芸術作品」とまで言われているのに、惑わない、ブレない。

自意識過剰にならず。努力を続けるストイックさ。

「自分 が 酔う」には、そういう気持ちがきっと必要なのだろうと思います。

 

私が最近見かけた、「自分が酔わなければ 人を酔わせることはできない」の例。



この方、普段こんなウィンクするようなキャラじゃないんです。

どちらかと言うと、シャイで・・・。

あんまりグイグイ前に出る感じの方ではなかったような・・・。

これ見たときに

「ええええええええ!?どどどどど、どうした?どうしたんですか・・・!!?」

ってなりましたけど・・・(笑)

私たちファンが「キャーーーー!!!」って言いやすい環境をあえて作ってくれたというか・・・。

「酔わせにくるねぇ!」って感じ。私たちが酔えるように、まず酔ってくれた感じ。

たぶん、この方も無意識なんだろうなぁ・・・。

ジャミさんもだけど、ちょっとこの方も天然ぽいもんなぁ・・・。

 

私の場合、計算で動いてしまうので、天然の才能には一生敵いません。