─ 百年の癒しの流れが、次の社会へとつながっていく ─


「手のひらが、世界を変える」


第一章でそう書きました。


百年前、曾祖父・江口鎮白が

手のひら療治の会を始めた時も、

きっと同じことを信じていたはずです。


では、どうやって?


    

なぜ、全体が見えなくなるのか



地域の活動に長年関わってきて、

ずっと感じてきた違和感があります。


会議室でも、選挙の場でも、

声の大きな人たちが競い合っています。


「私こそがリーダーだ」


「我々の計画こそが正しい」


その声が響くほど、

他の人の静かな声が、

外の景色が、

聞こえなくなっていく気がするのです。


リーダーになりたいという「欲」が、

本当の「全体像」を曇らせているのではないか。


鎮白さんは陸軍少将として

「力で制する」道を歩んできた人でした。


でも最後は、その力を手放して

「手で人を包む」道を選んだ。


その転換の中に、

答えがある気がしてなりません。


    

自ずから、そうなっていく



国東の川のほとりに立つと、

いつも思うことがあります。


この川の流れも、

木々のざわめきも、

空の色も——


誰かに命令されたわけじゃない。


自らの内なる力で、

ただ、在るがままに、動いている。


これが「かんながらの道」。


無理やり動かすのではなく、

自然の理のままに、

自ずからそうなっていくこと。


曾祖父たちが百年前に説いたこの言葉が、

今の社会に最も必要なものだと

確信しています。


本当のリーダーとは、

「なりたくてなる」人ではなく、

信頼の連鎖の中で

「自ずから選ばれていく」人——


それが私の考える、

次の社会のかたちです。


    

手のひらから、信頼の連鎖へ



「一人の手のひらから、始まった。


鎮白お爺さんから、えぐちまおへ。


受け継がれる『信頼』の源流。」


国東の地で、

地域の人々と、家族と、仲間と——


一人ひとりの「手のひら」が

つながり、力となる。


それが日本中へ届いていく。


異なる地域、異なる想いが、

一つの「信頼の連鎖」で

強固に結ばれていく。


そして、世界へ。


海を越え、国境を越え、

地球を包み込む。


手のひらから始まる、未来の物語。


これは夢ではありません。


百年前、手のひら療治の会が

全国50万人に無料で広まったように、

信頼は必ず連鎖します。


食で癒す道も、

手で癒す道も、

森で整える道も、

すべて「信頼」という土台の上に

咲く花です。


    

百年の物語、次の百年へ



「一人の手のひらから、始まった。


曾祖父、祖母、鎮白、俊博。

そして、えぐちまおが、開花させる。」


国東の地で、つながり、

えぐちまおの意志が、

新しい「源流」となり——


百年の物語。


手のひらから始まる、未来の「源流」。


………*………*………*


鎮白さんが203高地で見た景色から、

百年が経ちました。


戦場で死を見続けた人が

最後は手で命を癒した。


その曾孫の私が

アトピーで苦しみながら

梅にたどり着いた。


そして今、国東と指宿の地から

「信頼の連鎖で世界を変える」

という道を歩んでいます。


「手のひらには、人を癒す力がある」

百年前と同じ言葉が、

今も私の胸に流れています。


あなたの手のひらにも、

その力はあります。


台所から、世界を癒しましょう。


手のひらから、信頼の連鎖を広げましょう。


百年の物語は、

あなたの手のひらで

次の百年へと続いていきます。


えぐちまお(江口麻緒)

キッチンファーマシー協会代表

「トラストこども国/ネクストアース(現在開発中・公開予定)」

トラストこども国ネクストアース


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