昨日はずっと、

心臓からお腹にかけて
   ”キュッ”
と締め付けられる感じがしてて。

だけど、みんなからのアドバイスを見て、
「そうだよね、普通にしてればいいんだよね」
って思ったんだ。



夕方、時間通りに店に現れたミサキ先輩を
いつものように御案内して、

「今日は、どういう風になさいますか? 」

つて私が聞くと・・・

「お任せします!」

って言われちゃった。



実はコレ!!

一番困る注文の仕方なんだよね

後でクレームが出やすいから。


それで、雑誌を見せたんだけど反応がイマイチで・・・。

もうこりゃ、勝負するしかないぞ。
もし大クレームが付いたら、土下座でも何でもして謝るしかない!
って覚悟を決めたんだ。


ミサキ先輩は一切、雑誌を見ずに
鏡越しに私を見てるのがわかってね。


ひたすら沈黙。


私に髪をいじられて嫌じゃないのかなとか、
突然、怒り出したらどうしようとか。


ビビりそうな自分を感じながらも、
「私はプロ、私はプロ」って
呪文みたいに自分に言い聞かせてた。


そしたら、不思議だね。


“この人をもっともっと、素敵にするんだ!!”

そんな風に思い始めたんだ。


会話らしい会話はほとんどなく、
勿論、バトルこともなく。

最後にドライヤーで仕上げをしている時、
やっぱりミサキ先輩は綺麗だなぁって感じた。

naokiは、また惚れ直しちゃうのかなぁって。

そのお手伝いをしてる自分って・・・。



それで、お会計が済んだミサキ先輩を店の外までお送りしたら、

「maoは、今、付き合ってる人いるの? 」

って聞かれた。


「いません・・・」

正直に答えたら


「そう、maoにも早く素敵な彼氏ができるといいわね」

って、余裕な感じで言われた。


ゆうべは、どっと疲れたけど
でもまあ、取り敢えず・・・
無事、乗り切る事ができました!!