福の経過12 炎症と脳圧 | 猫カフェ計画!-お家猫カフェ運営日記-

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福がベッドから落ちて発作を起こした、

明けて2月25日の朝。

診療時刻になるのももどかしく、病院に駆け込んだ。

 

 

落下事故の後、発作が起きた、すぐに処置して欲しい。

 

 

診察の順番を待たずに、経過を伝えて福を渡した。

一刻を争うかもしれないからだ。

 

検査の結果、獣医師は

 

「脳炎症の可能性が高い。脳圧を下げる処置をします」

 

脳炎症は、福はついこないだ起こしている。

突然歩けなくなった時だ。

あの時は、炎症止め=ステロイドで治った。

 

でも、今回はそういうレベルの炎症ではない。

なにせ、発作が出ているのだ。

 

福は、脳圧を下げるために

炎症を抑える処置をしてもらった。

 

脳の入っている頭蓋骨の中は、

液体に満たされた閉鎖空間だ。

だから、脳の一部が腫れて体積増えると

他のところにしわ寄せが来てしまうらしい。

だから、脳圧を下げる処置が必要なのだそうだ。

 


病院にいる間、発作は出なかった。

病院できちんと処置もしてもらったから、

もう発作は起きないだろうと思っていた。

が、この日夜8時頃、また発作が出た。

 

今度は、前足が上下に動くというよりも

犬かきのように、前から後ろにぐるぐる回るのだ。

前日の発作も、多分

同じ動きをしたかったんじゃないかと思う。

ぐるぐる、ぐるぐる、また延々と動き続ける。

 

脳のダメージも心配だったけれど

一晩中足を動かし続けて消耗するだろうことも心配だった。

何せ福は20歳の超高齢猫で、

体重が落ちていて、そんなに体力はないハズで。

 

どうして発作止めの座薬をもらわなかったんだろう。

でもどうしようもなかった。