何がほっとするかって、・・・別に、ラーメンを食べてほっとするわけではない、ラーメンを見てほっとするのだ。
見ているだけでほっとするのか?食べんでもいいのか?と。
引っ張りすぎたか・・・、本題に入りたい。

「Rahmen(ラーメン)」
ドイツ語、建築用語だ。
“柱”と“梁”で構造体を維持する構造形式の事を言う。
日本の高層建築は、ほとんどがこの「ラーメン構造」だ。
むろん、超高層になってくると、さらに高度で先進的な技術が採用されるが・・・。
一方、中国の住宅は、ほとんどが「壁式構造」である、すなわち、“柱”、“梁”を用いず、各階に一定の“壁量”を確保する事で、構造体を維持する構造形式である。
利点は、日本のマンションで良く言われるところの“柱の出っ張り”、“梁の下がり”が出ない事、欠点は壁が構造体を維持する事より、“壁面に大開口を取るのが困難”な事である。
最近、上海でよく見られはじめてきたのが、「ラーメン構造」の建築物である、まあ、ほとんどがオフィス建築、商業建築であるが。
依然として、住宅は「壁式構造」が圧倒的に多い。
さて、私は中国に来て5年、こちらでもたいがい壁式構造の設計をやってきているので、見慣れてきてはいるが、・・・日本でひたすらラーメン構造の建築物の設計に携わってきた設計者にとって、街中で「ラーメン構造」の建築物を目にすると、非常にほっとするという事なのである。
「ラーメン構造」について