
壁面に使用したのは、抗菌仕様の壁紙です。
中国で内装をする際、壁の仕上げはペンキ塗りが非常に多く、それこそ、中国の設計者の壁仕上げに対する概念の中に、壁紙の存在を感じれないくらいかもしれません。
今回は、あんま師の動作など、とりわけ人が壁に接触する機会が多い空間で、汚れてもメンテしやすいように壁紙を使用しました。

そして、天井照明。
照明器具の位置を少し変えるだけで、室内の演出は大きく変わります。
特に、仰向けになった場合のまぶしさは不快ですので、調光可能にします。
ちなみに今回は最新のLED照明器具を使用しました。
設計段階で照明器具の位置を記入するのは当然の事ですが、その他、空調器の吹き出し・吸い込み口等の天井穴あけ、そして、スイッチ、コンセント等の壁穴あけの位置は、必ず現場で最終開孔位置の指示をします。
さもなくば、・・・あっちこっちに汚く穴が空き、全くストーリー性の無い空間になり、ひどい事になります。
余談ですが、空調機器の選定は機械設計者の責任、照明器具の選定は電気設計者の責任、しかし、最終的な設置位置は全て意匠設計者の責任です。
ですから、意匠設計者は、しょっちゅう現場に行く必要があり、それが使命と言ってもいいでしょう。