医者「えー、ますます寒くなって参りました。こんな時は一つ熱燗でも引っ掛けて、一刻も早くおカミさんの寝床に潜り込みたい気分になって参ります。

 江戸時代の川柳に『女房へ 乳だ乳だと 追ッつける』というのがございまして、柳多留ですな。ま、意味はさておき以前、性医学会ではオッパイは揉むのが先か、吸うのが先かというすったもんだの大激論があったそうで。結局、高峰会長の鶴の一声で、揉みながら吸うという事で一件落着したという話でございますが。

 世の中には巨乳好きもおれば、貧乳好きもいて、オレは先っぽの小さいのがいい、オレは輪っかの大きいのだ、やれお椀型だ、やれ尖がってるのがいいだの何だの、十人十色でございます。巷では酒の肴の1つにもなって参りました。事程左様に男のオッパイへの執着はただならぬものがあり、こんな話もあった位でございます。

 同居する新婚の息子の嫁のオッパイを義父が吸うという事件が起きました。夫はカンカンになって怒りました『おい、どういう料簡だよ! 俺の女房だぞ!』。すると父親はすかさず『お前だって俺の女のオッパイを吸って来ただろ』という訳で、世の男共はなかなか乳離れが出来ないのでございますな。あの郷ひろみも『あー乳~あー乳~燃えてるんだろうか~』と心情を吐露しております。てな訳で、まずはオッパイから診てみましょうかね」

患者「は?」