患者「検査結果の 擬陽性 は歪められたんですか? 行政の事じゃないですよ」

医者「私は国民から疑念を招かれるような検査・診断をした事は一切ありません。あなたは擬陽性なので今回はコロナ防備もしつつ、脳梗塞の治療に当たります。経過観察のTIA(一過性脳虚血発作)から早かったですね。でもMRI拡散強調画像で発見出来て良かった。コロナも血栓を助長しますから、すぐにt-PA(血栓溶解療法)を始めましょう」

患者「PTAかぁ。ここもあの4億円被害の関連だったんですか?」

医者「イヤ…ゥン? まぁそんな所です。コロナ対応やらベッド確保やらで経営が苦しいのは事実ですから。いりょぅいりょぅ危なくなって来ました。経費は国と割勘にしたい!」

患者「忍足(オシタリ)先生の病院も踏んだり蹴ったりですね」

医者「そう。押したり、踏んだり、蹴ったり、打(ぶ)ったり、殴ったりですよ」

患者「血栓とどっちが酷いですか? 決戦したとすると…」

医者「どっちも命取りですから、ケッセンラセラとはいきません。それよりコロナと血栓を駆逐するノウハウが世界を席巻するといいんですけどね」