癌4

 

医者「前回の続きだ。今日はまた沢山のマスコミ関係者が来ているようだな。この機会に正しい情報を広めてくれたまえ。読日新聞君はそこで見えてるかね?

 さて、問題の答えだが、それは3、2、1、『肺癌・打っつ』である。ご存知の通り、球を打つ世界的なスポーツ選手だな。このダジャレが苦しいと指摘する向きもあろうが、それほど癌は苦しいということだ。昔いろいろ騒がせたが、今となっては光陰矢の如し。当時は『好淫野の如し』と言うべきか。

癌は『百障あって一里なし』とよく言われるが、これは4km弱なのに障害物だらけの道という意味、まさにいばらの道が癌の道だ。だが、誰もが煙草を止め、食品添加物に気を付け、せっせとビタミンACE摂取に励めば、この道を通らずにすむかもしれん。やがては対岸の火事ともなろう。『対岸・渦』を乗り越えて安全な所へ行けるのである。

事程左様に、癌の世界は深く、深く、深い。最後に君達にこの言葉を贈ろう。

『トップ癌 乗るならのむな 酒煙草』。以上だ」