思い出したとんでもない事、それはかなり前にお土産で貰った蕎麦の存在です。


恐る恐る引き出しの奥底に入っているであろう蕎麦を確認しました。


MAO
「ガッデム!賞味期限が一週間前で過ぎちまってる(>_<)」


まあ、生蕎麦ではなく乾麺だったので一週間くらい大丈夫だとは思いましたがね。


但し、これを何時食べる?


この日の晩は飲み会だし、明日はナタネ達と遠方でそれこそ蕎麦を食べるんです。


MAO
「今日、それも今しかないな。今を逃したら最低でも明後日。賞味期限がさらに過ぎてしまう。」


目の前の封が切られていない蕎麦を見つめて決心しました。


そいつは80gの束が計5つ入っていますので、総重量は400g。


ここでアッシはとある映画の1シーンを思い出しました。


それは故伊丹十三監督の「タンポポ」です。


この映画の中で、宮本信子さん演じるタンポポさんと主要人物達が蕎麦屋で食事をする場面が有ります。


その時にトラックの運ちゃんを演じる山崎努さんと渡辺謙さんは5枚ずつのざる蕎麦を美味そうにズズっとすすりまくるんですよ。


この時の山崎さんの年齢は今のアッシよりもまだまだ上です。


山崎さんが5人前食べれて、アッシが食べれない訳がない!


但し、5束全てざる蕎麦にするのは面白くないと思い、2束は「ざる」、1束は「かけ」、残る2束は新しい試みをしようと思いました。


近所のスーパーへ行き、濃縮タイプの出汁を買い、家に戻って調理開始!


まずは1束を茹で、かけ蕎麦にしました。


まあ乾麺ですし、市販の濃縮出汁だから、特別美味いとも思いませんが、まあ無難に仕上がりました。


冷蔵庫から冷酒を取り出しチビチビやりながら1束目を完食!


続いて新しい試みです。


それは「かまたま蕎麦」!


よく讃岐うどんを出している店では当たり前のように置いてあるメニューを蕎麦でやってみようという訳です。


うどんと蕎麦って共通のメニューが多いけど、「かまたま」の蕎麦バージョンって不思議と無いんですよね。


巷には有るのかもしれませんが、少なくともアッシは見た事が有りません。


酒も少し入り、陽気な気分で沸かした湯に蕎麦を2束投入!


茹で上がった蕎麦に生卵を絡めて、濃縮出汁をチョチョイとかけ回し、適度に混ぜてズズっと啜りますと…


あんまり美味くなーい(>_<)


つづく…
叔父はかなりの暴飲暴食な人間でした。


結婚式の前日はアッシの実家に泊まってからアッシの両親と共に式場に来てましたが、こんな会話を交わしてたんですよ。


叔父
「いやー、○○子(アッシの母)の料理は美味い!
しかし、まだ胃がしっくりこないな。」


オトボケ母
「昨日の夕飯も今日の朝ご飯もガツガツ食べるからよ!ようするに食べ過ぎ!」


叔父
「いやいや、もっと食べておいたら良かった。あんな量じゃ胃の調子が良くならないよ。」


一同ずっこけましたね(苦笑)



また酒も大好きで、アッシが叔父の家に遊びに行った際、飲み物を貰おうと冷蔵庫を空けた時、色んなメーカーの様々な種類のビールが所狭しと並んでいるのを見て目を白黒させました。


それを凄い量の食べ物を肴に凄まじいペースでグビグビやるから、毎日の補充が大変と叔母がボヤいていましたよ。


さて、ファミレスに話を戻しましょう。


まずは生ビールとホットコーヒーが、少し遅れて天ぷら蕎麦セットがテーブルに運ばれてきました。


叔父は蕎麦を二回啜ってアッシに問いかけます。


叔父
「うーん、この蕎麦は今イチだな…MAOちゃん蕎麦はやっぱり東京だね?」


MAO
「はぁ、確かに東京に対して関西は蕎麦の美味い店が少ないと言いますからね。(しかし、ファミレスの冷凍蕎麦と比べるのは如何な物かな?)」


叔父
「また、東京に来なさい。美味い蕎麦屋に連れてってあげるし、粋な蕎麦屋での過ごし方を教えてあげるよ。」


MAO
「はい。」


その約束は果たされぬまま叔父は逝去してしまいました。


叔父が言ってた東京の粋な蕎麦屋の過ごし方=最初は酒や少し肴を頼み、最後に蕎麦で締め、長居はせずにソソクサと帰る。


アッシも酒は大好きですが、長酒派なもんで…この粋な過ごし方は向いてないかな…


アッシ以上の大酒飲みの叔父の事、ソソクサと帰らず、長居してたのは想像に難くないですがね。


酒や肴をガツガツ飲み食いし、締めの蕎麦も大盛にして、かなりの金を蕎麦屋に落としてたんではないかと思われます。


これじゃ決して粋とは言えませんな
(^_^;)


さて、東京で蕎麦好きとなったナタネの事、わざわざ遠方まで出向くんだから、さぞ美味い蕎麦なんだろうと前日の昼前に考えてたんですね。


アッシはその時とんでもない事を思い出してしまったんですよ
( ̄○ ̄;)


つづく…
いや~皆様、三連休は楽しめましたかな?


アッシは初日の土曜日は仕事(>_<)、日曜日の夜は飲み会、月曜日は少し遠方へ遊びに行きました。


何をしに遠方まで出向いたかと申しますと、蕎麦の美味い店へ行こうと友人に誘われた訳なんですね。


また、場所がかなり田舎の方面でして、アッシは事前に申してました。


MAO
「蕎麦なんざ、わざわざ遠方の田舎に行って食わんでもエエんちゃうか?」


ナタネ(友人)
「そこら辺の蕎麦と一緒にしてもらったら困るな~」


このナタネは関西出身なんですが、東京に住んでいた時に蕎麦にはまってしまったんですよ。


まぁ、関西はうどん文化圏で関東は蕎麦文化圏とよく言います。


ナタネも東京に行く前はうどん派だったそうですが。


そう言えば、亡き東京の叔父が蕎麦に関して言ってた言葉を思い出します。


それは6年前の従姉妹の結婚式の際でした。


式は大阪はキタの繁華街の式場で取り行われ、披露宴ではフレンチのフルコースが振る舞われました。


全てが終了後、アッシは新婦の両親や姉兄とその夜にミナミで飲む約束をしてたので、一旦は皆が宿泊してるホテルへお邪魔し、休憩させてもらおうと思ってたんですね。


しかし、東京の叔父が新幹線まで待ち時間が有るから、お茶でも飲まないか?とアッシを誘ってきたんですよ。


ミナミ飲みチームには後で合流する事を告げ、東京の叔父にしばし付き合う事にしました。


式場そばの喫茶店に入ろうと即すと、「あっちが良いよ。」と叔父は和風のファミレスを指差すんですよね。


まぁ、そこでもコーヒーは飲めるかと叔父のリクエスト通りに店内へ。


叔父
「MAOちゃん、好きな物頼みなさい。」


MAO
「じゃあホットコーヒーを。」


叔父
「飲み物だけでいいの?食べ物は?」


MAO
「えっ?だって披露宴で食べたし…」


叔父
「じゃあコーヒーだけね?すいませーん、オーダー良いかな?ホットコーヒーと生ビールと天ぷら蕎麦セット、以上!」


MAO
「(ゲッ!蕎麦単品でなく、ご飯物付きのセット?)あの~叔父さん、チョイと食べ過ぎじゃあないですか?」


叔父
「だって新幹線乗ってる内に間違いなくお腹減るからさあ。」


MAO
「(『減るからさあ』って、披露宴でフルコース食べて、パンもおかわりしまくってはったのに…)」


あぁ、また続いてしまう…f^_^;