もうこうなったら突然うちの上司でも現れてくれないかなぁと、
有り得ない妄想をしていると、愛ちゃんが奥から出てきました。
そして
愛「マオさん・・・
長くなるから・・・って、森さんに私からやんわり伝えますね・・・。」
と言い、愛ちゃんは森さんの法へ少し歩みを進めました。
・・・ああ・・・
お役に立てず申し訳ない・・・と、愛ちゃんを見つめる私。
・・・すると、一旦森さんの方へ近寄ったはずの愛ちゃんが
急に、2、3歩後ずさりしたんです。
マ「・・・ん?どした・・・?」
愛ちゃんの不思議な動きになんとなく嫌な予感がした私。
すると、愛ちゃんは私のところまでゆっくり後ずさり
微妙に震える声でこう言いました。
愛「・・・ね・・・ねえマオさん・・・
森さんの肩・・・・・・・・・
なんか・・・なんか付いてません・・・?」
・・・ん?
と思って森さんの肩に視線を向ける私。
マ「・・・・・・あら・・・・・・?」
・・・少し離れてはいましたが、
確かに、森さんの肩・・・背中側に、何かが・・・・・・・。
恐る恐る近寄る私と愛ちゃん。
・・・森さんは余所を向いていて気づいていません。
・・・目を凝らしながら、ゆっくり森さんに近寄ると・・・・・・
マ「ヒィ・・・!!ww」
・・・先に気づいた私が軽く悲鳴をあげたとき
愛「イヤァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!
ミ・・・・・・・・・・・・・・・・っ!!!!!
みのむしがぁああああああああああ!!!!!!!!」
・・・愛ちゃん・・・
大絶叫・・・・・・。
・・・はい。
森さんの肩に、なぜか、みのむしがくっついていました・・・。
・・・ぶっちゃけ私もみのむしなんて大っ嫌いですが
それよりも、
”森さんの肩にみのむし”
という現状のインパクトが強烈過ぎて、
とりあえず愛ちゃんの絶叫に合わせて大爆笑してしまいました。
・・・森さん・・・・・・!
あんたの肩で、冬を越そうと企んでいる輩がいますよ!!!w
と、突っ込みたかったんですが笑いすぎて言葉が出ません。
・・・大騒ぎする私たちに驚いた森さんは、わけがわからず
森「え・・・?何・・・?」
と近寄ってきましたが
愛「来ないでぇえええええええ!!!!」
と、愛ちゃんから激しく拒絶され、泣きそうな顔になってました。
マ「と・・・とりあえず、みのむしを外に・・・!w」
・・・意気絶え絶えに伝えると、
ようやく森さんは自分の肩に何かが付いているという事態を理解したようで
必死に肩越しに背中を覗きながら・・・
あろうことか・・・
その場で、手で払い落としたんです。
愛「キャアアアアアアアアア!!!
いやぁああああああ!!!!!!」
・・・倉庫に無造作に転がるみのむし。
無造作に床に転がり落ちたみのむしは、みのを半分脱いで微妙に移動を始めました。
マ「・・・きっ・・・きしょくわる・・・・・・w」
・・・ちなみに私。
昆虫や爬虫類は大概平気なんですが、
幼虫・毛虫など、顔の無い奴が大嫌いです。
半裸のみのむしを見て、愛ちゃんは失神寸前・・・。
・・・そこに、奥から出てきたミカが
ミ「なになに!?どした!?w」
と、興味津々に近寄ってきました。
マ「・・・森さんの肩にアレが・・・」
ざっくり説明して指を差すと、目の悪いミカは間近に近寄って
ミ「・・・なんだ・・・みのむしかよ・・・・・・。」
と、なんだか残念そうにつぶやきました。
・・・なにがついてりゃ満足なんだよw
と心で突っ込んでいると
・・・なんと
ミカはみのむしをそっとつまんで・・・
・・・森さんに渡しましたww
ミ「・・・女の子が怖がるから外に逃がしてきてくださいww」
・・・唖然と見守る私と愛ちゃん・・・。
・・・森さんもなぜか素直に頷き
森「・・・ちょっと駐車場に行ってくる・・・。」
と、去ってゆきました。
愛ちゃんの反応がよほどショックだったのでしょう。
マ「・・・てか・・・よく・・・素手で触れるねミカ・・・w」
と、感心しながらミカに言うと、ミカは笑いながら
ミ「・・・素手っつか・・・カバー付いてるじゃんアレw」
と、言いました。
カバー・・・・・・・・・w
その8へつづく。