・・・森さんは、それが”気持ち悪い行為”であると言う自覚は全く無いようで
むしろいかに自分が愛ちゃんに熱を上げているかという効果的なアピールだと思っているかのように
ニッコリと笑って言ったそうです。
愛「・・・マオさん・・・。
それって・・・・・・どう思います・・・・・・・・?」
マ「変態。」
・・・コンマ一秒の返答でした。
いや・・ほんと、やばそうだとは思ってましたが、まさかここまでとはww
愛「前も私と同じ格好そのまんま買ったでしょ・・・?
私・・・なんていうか・・・
失礼ですけど・・・気持ち悪くて・・・・・・。」
・・・どこまでも控えめに言う愛ちゃんでしたが、目は確実に怯えていました。
その後、森さんは愛ちゃんが手に持っている、愛ちゃんとお揃いのワンピースを差して
森「今日はそれ買って帰るよ。」
とサラリと言い
愛「いや・・・無理です・・・」
と抵抗する愛ちゃんのワンピースを森さんが引っ張り始め
・・・その時、私が休憩から戻ってきた、と言う流れだったみたいです。
マ「あぶねぇ・・・w
知らずに森さんに売るとこだったよ・・・・・・・!w」
・・・想像したらヒヤッとしました・・・
みすみすヘンタ・・・いや、森さんに餌を与えるところだった・・・。
・・・ホッと胸をなでおろした私に愛ちゃんは
愛「でも・・・!後で来るんですよね・・・!」
と言いました。
・・・そうだった。
安心してはいられません。
・・・彼は私の分析ではもう”変態”の部類に入ってしまったので
少々邪険にしてもよさそうだけどなぁ・・・
と、いろいろ考えを巡らせていると
愛ちゃんがひとりでブツブツとよからぬ妄想をしていました。
愛「服・・・見てるだけ・・・なのかなぁ・・・・・・・・・
触ったり・・・・・・・・・いやぁ!(泣)」
マ「ちょwwwwこら・・・・やめなさいww」
とにかく、今日は特に愛ちゃんを一人にするわけにはいきません。
しかし企画部のフロアにいる間は森さんも容易に近寄れないようで。
愛ちゃんを企画フロアに戻して、私一人で倉庫作業をすることにしました。
ふと思い立って、先ほど愛ちゃんと森さんが引っ張り合いをしていたワンピースをチェックすると
裾の辺りが微妙にシワになっています。
・・・汗ばんだ手で掴みやがって・・・w
とちょっとウケつつも、あとでシワ伸ばそうと、そのワンピースを奥に引いたんです。
・・・この行動は、結果的にグッジョブでした・・・。
さて、鶏の手羽先を妄想しながらサラサラと作業をこなす私。
・・・そんな時・・・。
離れたところから私に送られる、なんだか重たい視線を感じました・・・。
まさか・・・と思ってあたりを見回すと・・・
倉庫の入り口の端に立つ森さんを発見・・・。
こえーよwwww
と、声が出そうになりました・・・。
森さんから視線を外すことが出来ずに変な動機と戦う私。
・・・すると森さんはコソコソッと、しかしすごいスピードで私に寄ってきました。
何その瞬間移動・・・
と気味悪く思いながら、目の前に来た森さんを無言で凝視すると
森「今・・・・・・愛ちゃんいないんだよね!?」
と、唐突に質問されました。
マ「はぁ・・・。いませんけど・・・・・・・・。」
私はちょっと声が上ずりながらもなんとか質問に答えました。
すると森さんは、微妙に口元を緩ませて
森「良かった・・・!ほら●●ちゃん・・・!
ワンピースワンピース!!」
と言ったんです。
マ「・・・ほら●●ちゃんワンピースワンピースの意味が全然わからないんですが・・・w」
・・・そこは冷静に返答する私。
森さんはあからさまにイライラした表情で、おまけに小さく舌打ちまでお見舞いしてくれました。
・・・イラッとしました。
森「にぶいなあ!
愛ちゃんが戻る前に会計しないとさぁ!!
売ってくれないんだよ愛ちゃん!」
焦った口調で私をまくし立てる森さんに、私は恐怖を感じながらも
マ「いや・・・意味がわからないと言うのはそういう意味ではなくてw
えーと・・・森さんが購入される商品は愛ちゃんが企画した商品でして、
その愛ちゃんが拒否しているので、私が勝手にお売りするわけには・・・・・・」
と言いました。
森さんは当然
森「取引先に服売らないのっておかしいでしょ!!」
と怒り始めます。
・・・さて・・・どうしたものか・・・ww
目の前でイライラする森さん。
マ「森さん・・・
親戚へのプレゼントって言うのは嘘だったんですよね・・・?」
なんとなく、時間稼ぎも兼ねて神妙に質問をぶつける私。
森「・・・愛ちゃんから聞いたの・・・?」
・・・森さんの表情がピクリと怒りを帯びました。
やばい、いきなり核心突きすぎたwww
その18へつづく。