ここ数年続けてきたチェロレッスンでの課題の音階練習は、1オクターブから始まり、今は3オクターブに入った。オクターブが増えるごとの最初の調は、やはりハ長調だったけれど、今は次の調(シャープ一個)のト長調に入った。

 

3オクターブのハ長調では、ハ音記号が出てきて「ぎょえ~」となったけれど、ト長調の3オクターブではサムポジション(親指のポジション)というものが出てきて、これには、もっと「ぎょえ~」となっている。

 

独学でチェロを始めた数年前、ポジション移動を練習する教材はないかと探した時に「サムポジションで学ぶポジション移動」みたいな教材を買った。その教材は、レッスンを受けている人が使うというのが前提の教材で(まあ、大体の教材はそうだけど)楽譜や記号が書かれているだけで、説明文などはなかった。サムポジションと聞いた私は、ポジション移動をするのに、ネックの裏側に添えられている親指の位置でポジション移動をするのだと思っていたのだけど、それは間違いだった(道理で、その教材はほぼ役に立たず、使わず古本屋にもちこんだ)

 

チェロでいう(他の楽器にあるかは知らないけど)サムポジションの正しくは、親指を弦の上に持ってきて、その位置を目安にポジション移動をするとのこと。そういう説明をしてくれた先生は、私の音階練習の教材の楽譜に「サムポジション」マークを書き込んでくれ「おぉ、この、前に売ってしまった教材にあったマークは、そういう意味だったのか」と初めて理解した。

 

さて、表記は、とても単純なのだけど、実際にやってみようと思うと、やりづらい。今まで、バイオリンでもチェエロでも、親指はネックの裏側に置いてきたから、親指を弦の上に乗せるという手の形自体が、落ち着かない。そして、今までは親指と他の指でネックを挟むようにして弦を押さえていたのだけど、サムポジションになると、親指の支えがないので、弦を押さえづらい。

 

今、やっている3オクターブのト長調の音階だと、サムポジションを使うのは高音域で、元々、私は高音域(高いポジション)での音程が不確かなので、サムポジションを使う高音域に入ると、音程の不確かさにやりづらさが加わり、本当に「四苦八苦」という感じになっている。