最近の人(平成生まれ?私は昭和の人)は、なんでもスマホで済ませるのだろうけれど、私の中でのスマホは「メッセージのやり取りが出来る携帯電話」という位置づけて、スマホに色々なアプリを入れたり、スマホで何でも済ますのは、しっくりこない。それでも、日常的に使うアプリは10くらいはあり、送金アプリもその一つ。
この送金アプリが、よく使われるのが、友人などにお金を立て替えてもらった時で、お互いがアプリを使っていれば送金が出来る(普通は手数料無料)昔は、数人でご飯を食べに行ったりすると、会計の時に「細かいお金がない」と困ったことがしばしばあったけれど、このアプリを使えば一セント単位で、送金できるので、楽で便利。そして、このアプリは自分の銀行口座と紐づけるので、アプリを使って送金すると、直接、銀行口座から金額が引き落としされるので、日本の大手のアプリの様に、前もって課金しておくことも必要ないのも便利。
私が、主に、このアプリを使っているのは、ピアノ教室のお月謝を支払ってもらう時で、これだと、こちらから「〇ドル、お支払いください」とリクエストが出来るので、生徒(親御)さんが自主的に払ってくれるのを待ったり、ちょっと気まずい「お支払いがまだなんですけど」と言う必要もない。私自身が受けているレッスンでも、先生たちへのお支払いはこのアプリで済ませている。
さて、そのアプリは、入金があると「×さんから支払いがありました」と教えてくれるのだけど、先日、全く知らないところからの入金のお知らせが来た。フィッシングの偽の知らせかなと思ったのだけど、支払い元は「Blue Cross Blue Shield相手の独占禁止法、集団訴訟の件」とある。
Blue CrossとBlue Shieldというのは、アメリカの大手の健康保険会社で、私も使用していたことがある。メッセージを読むだけなら、フィッシングでも害は及ばないだろうと、メッセージを見てみると「あなたが、本集団訴訟において、提出した支払い請求は正当なものと判断されたので5ドル16セント支払いました」とあるではないか。
よくよく考えてみたら、私も集団訴訟の原告とみなされていて、和解金の分け前を貰えるというので、請求を出しておいたことがあった気がする。今までは、書類で出すと、小切手が送られてきていたのだけど、今回の請求書(オンラインで情報を打ち込む)ユーザーネームを知らせれば、アプリを使って支払いを受け取れますとあったので、ユーザーネームを記入したような記憶もある。
この集団訴訟は、被告の保険会社の保険料の設定の仕方が独占禁止法に違反していた疑いがるというもだったと思う。私が、この保険会社の保険を使っていたのは随分前の話だし、保険料はその当時働いていた会社が福利厚生として払っていたので、実害を被ったとも思ったこともなかった。でも、ちゃんと請求を出す権利はあるのだから、「まあ、くれるんだったら貰っておこう」くらいの軽い気持ちで請求を出したので、請求を出したことすら忘れていた(請求を出さないと取りっぱぐれてしまう)
まあ、金額も5ドルちょっとだから、300~400円位。物価の高いアメリカでは、ファストフードでハンバーガーさえ買えない。でも、お金はお金、ちゃんと貰っておくことにした。お知らせを見た時は、フィッシングかとヒヤリとしたけど、本物の支払いのお知らせでよかったし、自分の権利を主張しただけだけど、なんだか得した気分にもなった。
