ここ一年程、ピアノのレッスンで取り組んできたモシュコフスキーの20の小練習曲集は、結構手こずることが多く、もう少しステップダウンした練習曲集として、勧められたのが、ル・クーペという人のピアノの練習ラジリテーというエチュード集だった。

 

先生曰く、モシュコフスキーの練習曲集は「フランス風のお洒落なフレーズ」が後から後から出てくるけれど、ラジリテーは、基本、調性に忠実な練習曲に少々「お洒落なフレーズ」が出てくるとのことで、こういうフレーズにちょっとづつ慣れていくには良いのではないかとのことだった。

 

Agilityという単語が英語にもあるのだけど、一番聞き覚えのある使い方は、犬の障害物競走を指す時。フランスの作曲家とのことだから、Agilityをフランス語にすると「アジリテ」だろうと見当をつけ、多分「Le」(実際にはAという母音から始まる単語に付くから「L'」)というフランス語の冠詞(英語のTheに相当)が付いているのだろうと見当をつけた。「L'a,,,」と書くフランス語をカタカナで書けば「ラ、、、」という読みだろう。指の障害物練習、つまり、くるくると自由自在に回せられるようになるための練習曲という意味があるのだろうと推測した。

 

私は、この作曲家の事も、この練習曲集の事も聞いたことはなったのだけど、私の推測を元に「piano agility」と先生から教えてもらった作曲家の名前のスペルを検索すると、「L'agilite」と私の推測のドンピシャの題名の練習曲集を見つけた。アメリカには楽譜の大手出版社は数社あるのだけど、その中の一つが、唯一この曲集の出版をしていて、お値段も10ドル弱(1000円ちょっと)なので、その曲集を購入した(IMSLPでも無料楽譜を見つけたけれど、IMSLPの楽譜は古いので読みずらいのが多いし、家で印刷する紙代とインク代、私の手間賃を考えると買ってしまったほうが安上がりだろうと判断)

 

楽譜集の購入後、パラパラと見てみると、結構単純な譜面で「あまり面白くなさそう」という感じはしたけれど、実際に弾いてみると、結構指が付いてこないところがあり、練習曲として取り組むには良いのかもと感じた。

 

レッスンでは、とりあえず、最初の一番から順番に取り組むとのことで、現在は一番を練習している。