どの業界でも、お客さんを獲得するための宣伝というか広報活動にはパターンがあると思うけれど、アメリカの金融関係、それも老後の資産運用にアドバイスをするファイナンシャルプランナーとういうのは、ターゲットの地域にDMを送り、ディナーに招待、そのディナー前に一時間ほど、老後の資金運営とか、資産調達とかの基礎知識についてセミナーを行い「これは、概要なので、個々のプランニングをするには、アポイントメントを取ってください」という運びになる。
いわゆる「定年」の年齢に突入して久しい家の旦那の元には、ここ5~6年位の間に、年に数回は、こういったセミナー及びディナーへの招待DMが届いている。「この住所にお住いの方」という宛書ではなく、きちんと旦那の名指しで来るし、旦那より一回り年齢が若くて、まだ「退職する年齢」と考えられていない私には全く届かない。どこかに、旦那の名前、住所、そして誕生日または年齢の個人情報は、巷にしっかり出回っているようで、そういった人を集めた名簿に基いて、招待状は発送されているようだ。。
今までは、そういった招待状が届いても、旦那は全く無視していた。でも、私は、持っている色々な金融商品を総括的に見てくれるファイナンシャルアドバイザーを探していたので、旦那に届いた招待状をくすね(招待状では、基本、ご夫婦二人でいらしてくださいとある)スケジュールが合う限り出席するようにしていた。招待状には「二人で」とあるので、旦那を連れて行っていたのだけど、本人は嫌々ついて来ていただけだった。
そして、私は、まあ満足できるファイナンシャルプランナーを見つけたので、家に届く招待状は無視していたし、もちろん旦那も無視していた。しかし、あと一年程で仕事を辞めてリタイア生活に入ると決めた旦那がしっかりとお金のプランを立てていないことが判明したのが数か月まえ(ちゃんとお金のプランを立ててリタイアすると決めたのかと思っていたのだけれど、早々とリタイア生活を楽しんでいる私をみて、うらやましくなり、自分も年齢的にはよさそうだというだけの無計画さで、リタイアすることを決めたらしい)これは、きちんと老後生活の収入源を考えさせた方が良いだろうと、次に招待状が来た時は、参加させなければと思っていた。
何処で、どういうタイミングでセミナー及びディナーに招待するというのを決めているのか知らないけれど、招待状が届かない時は、全く届かなのだけど、数週間前にようやく、待ちに待った招待状が一つ届いた。そして、旦那に「こんなものが来たけど、行きますか?」と聞くと、今までは、嫌々私のお供をしていただけで、行きたくないと言っていた人が、少々、前向きに「その日だったら予定が取れるよ」と言って来た。やはり、自分のリタイアメント時期が近づき、ちゃんとしなければと考える様になったのだろうか。