来週末に迫った、ピアノ教室の発表会では、スタインウェイディーラーのお店に隣接されている、リサイタルホールを貸してもらうことになっている。このホールを借りるのには、お金はかからないのだけど、ステインウェイのピアノの先生のリストに加えてもらい、お店が主催するイベントに参加しなくてはならない。
今までは、年に3回、イベントに参加すると、翌年に2回使用させてくれたのだけど、私の知らぬところで、3回のイベント参加で1回の使用とルールが変更されていたようで、この春の発表会の日程を取りたいと、お店に連絡を取ると、店長さんが「あなたには、昨年5回参加したイベントの点数ある。そのうち三点は昨年の春の使用で使い切ったので2回しか残っていなく、一回分足りない、日程を押さえることは出来るけど、その日の前までにイベントにもう一度参加しないと、予約を取り消すから」と言われた。しかし、その直後に「まあ、気にしなくていいです」とも言われた。実は昨年、私が参加すると予約していたイベントが直前に中止になったのに気が付き、それを一回分参加とみなすことにしたのかなと思ったのだけど、言う事がコロコロと変わるこの店長の事だから、安全のために、発表会の日程の前に、何かイベントに参加したほうがよさそうだと考えていた(ちなみに、こういう使用ルールがあるのは、我が町にあるお店だけで、他の地域のお店では、こんなルールはないそうで、店長が適当にやりたい放題やっているらしい)
さて、イベントに参加義務を課しているにも関わらず、イベントは不定期で、開催される数日前に連絡が来たりすることが多い。私は、「もっと、前に知らせてくれれば、スケジュールのやりくりが出来るし、教室の生徒に声を掛けられる(イベントは、生徒の親をお店に呼び込むための宣伝の為に行っている)のだけど、直前の知らせでは困る」と、何度か店長に迫ったことがあるのだけど「知らせは、スタインウェイの本社から出てるはずだから」と(私の、スタインウェイ本社からのお知らせも来ない)何とも無責任な返事しか返ってこなかった。
さて、そんな義務で参加しなくてはならなくなったイベントで、日程が合うものは、スタインウェイの教師リストに載っている他の先生の生徒達を集めた発表会だった。私は、私が全く関係ない生徒の演奏を聴く気はほぼなく、出席の点呼を取ったら、早引けしようと思っていたのだけど、今回のイベントに限って、点呼はイベントが終わった後に取るという。これでは、最後まで椅子に静かに座っているしかないと、メールの返事をしたり、ブログを見たり、と聞くのは半分で色々と「内職」をしていた。全体では20人くらいの生徒が演奏しただろう、その中盤で、曲が始まり(多分、一小節か二小節弾いたくらい)で「あれ?バッハの曲かな」と思わせる演奏があった。曲を知っていたわけではないのだけど、曲の感じでバッハ感というかバロック感がしっかり出ていて、プログラムを見てみると、やはりバッハ作曲の作品とのことだった。弾いていたのは、小学校高学年から中学生くらいの女の子で、ほんのちょっとさわりを弾いただけなのに、バッハだと分かるように弾けるなんてすごいなぁと感心していた。
バッハの曲はバッハらしく、モーツアルトはモーツアルトらしく、ベートーベンはベートーベンらしく弾けるようになりたいというのが、ここ数年の私の目標だけど、レッスンでは、それがどういうことなのか全く習えていないなぁと思っていた。今の先生とのレッスンでは、学びが多いけれど、どれも「この曲のここは、どんな雰囲気」という、個々レベルの指導になってしまっている気がする。先日、もっと大きな観点からの指導を求めているとは伝えたのだけど、この辺のこともしっかり伝えておいた方が良いのかもしれない。