私は、怖い(お化け)話が大嫌い。というか、恐ろしくて聞いていられない。
それは、子供の頃から、ずっと変わっておらず、学校などで、怪談話が聞きたいと、クラスの子達が騒いだ時は、本当に泣きながら「ヤダ」と叫んでいたし、実際に怪談話になってしまった時は、教室の角で、耳に指を入れて「ラララララ」と言っていた(指を耳に入れているだけでは、完全防音の耳栓にはならないので、自分で声を出して外からの音を遮断していた)
そんなこともあり、日本では夏、アメリカではハロウィーン前にテレビで、怪談話ばかりが放送されるような時期は、三秒ごとにチャンネルを回し、結局テレビの電源を切る、なんてことも、毎年の恒例になっていた。変な興味にそそられて、間違って怪談話を聞いてしまった後は、良くても数日、酷ければ数か月、一人でいるのが怖かったり、暗闇にいるのが(電気をつける数秒の間でも)怖くなるので、生活に支障が出てしまう。
そして、少々恐れていたのが、今週、最終回を迎えているN〇Kの朝ドラ「ばけばけ」モデルの小泉八雲と言えば、日本の怪談を英語にした人(本当は、それ以上の創作があったそうだけど)という事で、もしかしたら、今回のドラマの最中に、怪談話が作中に出てきて、見るのを中断しなければならなくなるかもしれないと思いながら見始めた。
さて、ドラマの初めの方に、怪談話に触れるところが出てきた時は、ちょっと怖かったけれど、どうにかチャンネルを変えずに見ることが出来たのだけど、先週だか、先々週だかの「Kwaidan」執筆のエピソードでは、流石に見ていられなくなった。
私は、朝ドラは見逃し配信で見ているので、日本の午前八時放送は(時差の関係で)アメリカの夕方以降にしか見られない。私は、夕方から夜にかけては立て込んでいることが多く、朝ドラを見るのは、寝る前になってしまうことが多い。
私の就寝前のルーティンは、お風呂に入った後に、就寝に向けて部屋の電気を消して、ランプを一つだけつけてテレビを見るのだけど、先日も、朝ドラをそんな環境で見ることになってしまった。その日は、旦那が出張で留守で、広い家の暗い部屋で、ポツンと一つだけ電気をつけてソファーに寝転んで、朝ドラを見始めた。
この環境も悪かったのだろう、怪談話が始まると、もう身の毛がよだち「ムリ~」となった。見逃し配信だから早送りが出来るので、早送りをするのだけど、結構、長いこと怪談話は続いているようで「いつになったら終わるの~」と早送りを続けた。ようやく、怪談話のシーンは終わり「よかった」とホッとして、番組視聴に戻った。
それにしても、さわやかなテーマのはずの朝ドラで、まさか早送りをさせられるとは思わなかった。