前回のバイオリンレッスンで、課題曲のガボットがようやく合格になり、次の課題曲は、ザイツの学生協奏曲第五番となった。課題曲は、基本的に先生が選んでいるのだけど、この曲をやりましょうと言われた後に、先生が楽譜を送ってくれた。
楽譜は二ページ位で、第一印象は「長い」だった。最近は3ページとか4ページの曲に取り組んだこともあったし、それと比べれば短いのかもしれないけど、何故か、丸々1ページ以上の曲をみると、いつも「長い」と感じてしまう。しかし、実際に練習に取り掛かると、譜読みはすらすらと進み、一度、最初から最後まで弾いてみると「思ったより短い」と印象は変わった。
それでも、ダラダラと練習していたらきりがないので、テーマとか、繋ぎの部分とか、楽曲を分析して、どのあたりから攻略して行こうかなどと考えてた。でも、次のレッスンまでは、それぞれの箇所を全て弾き込んでいくことは不可能なので、どこの箇所もとりあえず、音、リズムとボウイングを見た程度で、次のレッスンとなった。
この曲をみてもらうのが初めてのレッスンでは、とりあえず、現状チェックを兼ねて、最初から最後まで通して弾いてみることになった。この曲では主題とはかけ離れた、三連符でのメロディーや、最後には16分音符が続く個所がある。そこでは「テンポがグンと落ちます」と前置きをしてから、一通り弾いた(それ以外にも、止まって弾き直したり箇所はある)
さて、一度先生に、全体の感じを見てもらって、今度は少しづ見てもらうのだけど、今回のNGはことごとく「フレーズが切れている」だった。そして、そのフレーズ切れが起こるのは、ことごとく、スラーとスラーの切れ目だった。バイオリンだと、スラーとスラーの切れ目はボウイングの切り替えしなのだけど、どうしてもピアノの楽譜のスラーのフレーズを表しているという概念で見てしまう私は、スラーの切れ目はフレーズの切れ目という呼吸使いをしてしまう。
幾つか違う楽器をやっていると、それぞれで応用できることもあるけれど、それがかえってあだになってしまうこともある。ああ、難しい。