私は植物を育てるのが苦手で、今まで育てようとして成功したものはない。「誰にでも簡単に栽培できる」というのが謳い文句の家庭菜園栽培キットを使っても、作物は全く育たない。それは分かっているのだけど、何かにつけて、何か育ててみたいという欲望がムクムクと湧いてくる。
 
植物を育てるといっても、見て綺麗な花や木々を育てるのには全く興味がなく、野菜や果物など、食べられるものを育てたい。でも、どうせ高い確率でダメにしてしまうのなら、お金を払って種や苗を買ってくるのはもったいない気がするし、もっぱら「再生栽培」をしている。
 
いつかは「再生栽培」を成功させたいと思い、野菜や果物を食べるときは、切かけや種などを残したりしている。切りかけは直ぐに使わないとダメになってしまうけれど、種は結構な期間保存しておけるので、種がある野菜や果物からは種を取りだし、保存をしている。
 
数か月目に取り出して保存しておいたのがビワの種で、それを今回植えてみることにした。
 

 
南カリフォルニアの気候があっているのか、ビワは良く育つ。近所を散歩していると、ビワの木があるお宅が沢山あり、季節になると沢山のビワがなっている。前に、そういうビワを貰った時に、種を取り出し植木鉢に植えておいたことがある。そのころは、真面目に水やりをしていたら、数週間で眼が生えてきたけれど、庭に置いておいた植木鉢をワンコがひっくり返したり、掘り返したりして、芽はそれ以上育たなくなってしまった。
 
今回は、植木鉢をワンコから守るために、キッチンに置くことにした。キッチンには、旦那が再生栽培をしている青ネギがあり、旦那は気が付く度に水をやっているらしく、良く育つ。ビワの植木鉢を隣に置いておいたら、一緒に水をやってくれるのではないかと淡い期待を抱いている。