海外旅行は楽しいけど、面倒なのが、パスポートコントロールや税関を通らなければいけないこと。近頃の日本では、日本人の帰国の際は、パスポートを機械でスキャンするだけで、直ぐに済ませることが出来るけど、アメリカでは、アメリカ人が入国するのでも移民局の役人さんにパスポートを提出して、入国手続きをしてもらわないといけないので、入国者が多い時間に当たってしまうと、一時間近く列に並ばないといけないことがある。出張などで海外によく行く人たちは、入国の度に時間が掛かって仕方がない。そういう人の為に、アメリカ政府が用意したのが Global Entry というプログラムで、予め身元確認などの手続きを済ませておくと、パスポートコントロールは、ほぼ顔パスで通れる。
家の旦那は出張で日米間を行ったり来たりすることが多いので、少々前からそのプログラムに登録してある。私が、一人でパスポートコントロールの列に並んでいる間に、さっさと別の窓口からパスポートコントロールを抜けて行ってしまう。これから先、一緒に海外旅行に行く機会も増えるだろうと、私もそのプログラムに加入することにした。申告書はネットで記入、提出できるのだけど、その後、移民局で書類審査をするらしい。多分、犯罪歴とかを調べているのだと思うけれど、実際に何の審査をしているのかは不明。書類審査が無事に済むと、移民局に出向いて面接をしないといけないのだけど、私の場合は、書類審査が終了しましたと言う知らせがなかなか届かなかった。
ネット情報によると、書類審査に掛かる時間は数日~一年と何とも幅が広い。私が申請書を提出したのは今年の3月ごろで、10月の訪日までに間に合えばと思っていたのだけど、連絡がこないまま訪日となってしまった。しかし、帰国後直ぐに「Global Entryで書類審査に通った方へのお知らせ」というメイルが届いた。そこで、調べてみると、何と私の書類審査は一か月ほどで終わっていたらしい、急いで面接の空きを調べると、何と翌日にアポが取れた。アポでは、申請書に書かれた内容を確認して、顔写真を取るだけで、手続きは終了。ということで、先月のバハマ旅行からの帰国の際には、入国手続きの列に並ぶことなく、顔パスで入国できた(顔認証用のカメラの前で写真を撮ると、データに入っている写真と照らし合わせて、顔が合致すると確認が取れるとパスポートを見せることもなく、パスポートコントロールを通過できた)
それにしても、国際線が到着するターミナルには「Global Entry に加入しておくと、入国審査の列に並ばなくて済みます」と、大々的に宣伝がある。このプログラムは申請時に一万五千円位の申請料を払わないといけない。この料金は審査料金だから、もし申請が通らなくても返却はない。これは、審査の簡潔化というより、移民局の手数料欲しさにプログラムがあるのではと思ってしまう。
そのほかにも、アメリカの空港のセキュリティーチェックでは、こちらもプリチェックというプログラムがあり、似たような手続きを済ませると、簡素化されたセキュリティーチェックでチェックポイントを通過できる。こちらも、チェックポイントの列に並ばなくてよいという謳い文句で加入者を募っていて、こちらの申請料は五千円位とGlobal Entryよりは安めのこともあるのか、加入している人は増えるばかりで、最近は30~40分も列に並ばなければならなくなってきている。こちらも、お役所が手数料欲しさにやっているプログラムだとしか思えないのは私だけだろうか。