今年になって、数人の先生からピアノのレッスンを受けてみて、一人以上の先生から言われたことの一つが、音をきちんと出していないとのことだった。私は元々ガンガンとピアノを叩いたりはしない方で、fとかffを弾いているつもりでも、何となくボリュームが足りない気がしていたけど、それは大きい音を出そうとするときだけでなく、pとかmp、mfの時も鍵盤を擦っただけのような芯のない音がしているとのことだった。
 
レッスンでは、曲を弾く以前の音を出す練習から始めて、ちゃんと音が出る様になったとは言われたけれど、ちょっとでも気を抜くと、スカッと抜けた音に舞い戻ってしまう。そこで、先生に勧められたのが、エコバックに1Lとか水を入れたペットボトルを腕にかけて、ピアノを弾き、腕の重みや沈み具合を体験するということ。
 
そこで、実際にやってみた。
 

 
始めは1Lの水を入れたのだけど、重さが足りず1.5Lに増やした。1.5Lの水の入ったエコバックを買い物でもするように普通に腕に掛けただけだと、そんなに重みを感じないけど(今年になって通い始めたピラティスのクラスのおかげで、結構筋力もついている)バックを腕に掛けたままでピアノを弾こうとすると結構重みを感じる。
 
一度やっただけでは、腕の重みをきちんとピアノに乗せる感覚が分かったとは言いずらいけど、繰り返してやればわかるようになるのだろうか。