昨年の五月に、それまで、全く木々や花を植えていなかった裏庭の手入れをきちんとしようと、植木屋さんと相談して、色々な気を植えた。その中の6本はランタナの木だった。

 

植えてから2~3か月ごろから、ランタナの葉に黒い斑点が付き始め、調べてみるとカビだということだった。ランタナはカビが生えやすい種類の木らしく、カビにやられた部位の除去や(植物用)防カビ剤を散布し続けたけれど、カビの繁殖はとどまるとこを知らず、先月、新しい出てくる葉まで、ほぼ全てにカビが見られて、根もカビにやられてしまったようなので、抜いてしまうしか手の打ちようがなくなった。

 

結局、6本のランタナのうち、4本を抜いた。残りの2本もカビに感染してはいたのだけど、感染度が低かったらしく、カビにやられてしまっていた、葉や枝を取り除いたら(今のところは)どうにか持ち直してくれた。

 

こんなに直ぐに病気にやられる品種なら最初から言ってくれたら、もっと手のかからない他の木にしたのに、それに、購入直後に木々の手入れについて聞いた時も、水やりについてしか注意点を教えてくれなかった、と植木屋さんに対して、怒っているというかモヤモヤがある。

 

ランタナを抜いた後は、地面に防カビ剤をまき、2~3週間してから、新しい木を植えた。新しい木は、モヤモヤの残る植木屋さんではなく、違うお店で、乾燥地帯でも比較的育ち、病気などにもかかりずらい品種を選んできた。初めは抜いた4本の場所に4本を新しい木を植えようと思ったけれど「そんなに急いで新しくしないでよいんじゃない?」という旦那の提案をのんで、とりあえず、2本のみ植えた。その、新しい2本は、植え替えのショックなどにもやられることなく、元気に育ってきている。

 

今でも残っているランタナの木には週に一度、予防の為、防カビ剤を散布する必要があるので、それと一緒に、新しく植えた木や、他の木(特に、葉っぱを落として苦戦しているオレンジとライムの木)の様子を見に回っている。

 

そんな見回りをしていたら、ランタナを抜いたけれど、放置してた場所に、新しい葉が出ているのを見つけた。

 

 
この葉はランタナだと思う。
 
カビにやられて全滅したと思っていたけれど、生き残っていた根があったようで、そこから芽吹いてきたようだ。

 

ここのところ、庭の木や野菜類には、悩ましいことばかり起こっていたのだけど、明るい兆しが嬉しい。