オンラインでのK先生とのバイオリンレッスン第三回目を受けた。

 

K先生とのレッスンを始める前に、私の一番の目標はビブラートが出来る様になることですと伝えある。ビブラートを始めるには第四ポジションでやるととっつきやすいとのことで、私は1ポジと3ポジしかやったことがないと伝えると、折角だから4ポジの練習もやろうということになった。また、ビブラートの基礎練習だけでは曲で使いこなせるようにならないので、曲も一緒にやっていくことになり、最初はビブラートを綺麗にいれて弾きたい、アベマリアが宿題となった。

 

今回のレッスンの日までには、もう少し練習時間がとれ、自分的には「結構弾けるようになった、これで合格かな」と思ったのだけど、甘かった。

 

前回のレッスンの時に言われた、短い音のアップボウではフロッグ近くから始めるという点は、よくできていて、音質も良くなったと言われたのだけど、今度はビブラートを入れる際に、この音は音程をしっかりとってからビブラートをかけ始める、そっちは前の音からのつながりで、最初からビブラートをかける、大きくビブラートをかける音、細かくかけるところ、など、細かい指示が入る。

 

そして、最後に「この曲は学べるところが沢山あるから、一つ一つ丁寧に仕上げていきましょう」と一言が。

 

対面レッスンを受けているS先生は、ようやく音が終えるくらいになってきたかなという所で「上がり」になってしまう。アレンジされた練習曲ではなく、きちんとしたバイオリンの曲を弾き始めた私には、色々な曲を弾かせて、レパートリーを持たせるために50~60%の出来になったら上がりにして次に進みましょうということだそうだけど、その位いい加減というか音符を追う程度に弾くだけなら、自分で出来るし、アマオケでも、とにかく曲についていくような練習をしている。

 

バイオリンの弾き方・技術(こういう時は、こういう音を出す。そういう音を出す時は、体、弓などをどう使う)をしっかりと習うのなら、K先生の様に妥協せずに簡単目な曲からしっかりと仕上げることを目標にしたレッスンの方が良いのかもしれないと思いだした。オンラインレッスンだけだと心配だから、対面も並行したほうが良いかもとおもっていたのだけど、K先生はオンラインレッスンにも慣れていらっしゃるようで、しっかりと私の動きを観察、どう動きを改善したらよいか、言語化して伝えてくれる。それなら、K先生一人に絞ってもよいのかもしれないと思い始めた。それに、K先生のレッスン料はS先生の3分の1位なので、お得感もある。