先日のスプリングクリーニングおよび、ガレージセールで出店したものの一つが除草剤だった。

 

こういったものは、あまり使わなくても一本は家に常備しておくのだけど、何故か少し使ったものが一本と開封していないものが見つかった。開封しているものは常備用として、置いておくとして、開封していないものは売ってしまおうと思った。こういう消耗品は値段をお店での販売価格より少々低く設定するとすぐに売れるのだけど、今回は何故か買い手がいなかった。

 

そこで、近くのホームセンターに返品に行くことにした。

 

アメリカのお店の返品ポリシーはとてもゆるくて、私が大学生の時などは、中国人の留学生などは冬の初めにヒーターを買い、春になると返却するということを繰り返していた。そういうことをしていた人が結構いたのか、最近では返却は60日以内でないといけないなどと制限をかけているお店が普通になってきた。

 

お店に返品する時は、基本レシートを提示する必要があるけれど、だいたいのお店では、そのお店で取り扱っている製品なら大体引き取ってくれる。お店によっては、手数料のような形で割引で返品を受け付けるという所もあるけれど、私が普段利用しているホームセンターでは現金の返金でなく、そのホームセンターのみで使えるギフトカードに課金してくれる。今回の商品は購入したのは多分一年以上前で、もちろんレシートは取っておいていない。でも、開封していない商品だし、ホームセンターでは日常的に利用するので、ギフトカードへの課金を頼もうと思った。

 

そこで、お店に行って「レシートはなくしてしまったのですが、返品したいです」と伝えると、開封していないのを確認してノープロブレムという感じで手続きを進めてくれた。レシートなしでの返品には身分証明書が必要で、だれにとっても必需品の運転免許証を提示する。免許証にはQRコードのようなものがあって、それをスキャンすると「今回の返品は受け付けられません」と断られてしまった。

 

その時に「レシートなしでの返品はデータ化して保管しているので、何度も繰り返すと出禁になりますので注意してください」というようなことが掛かれたメモをもらった。私は買ったは良いけど、結局使わなかったものなどを、何年も経ってからでも、レシート返品、ギフトカードへの課金をしてもらってきた。最終的にお店に落とすお金とはいえ、やっぱり何かしらの制約があったのかと、少々がっかり、でも納得した。