今年の初めに入団したアマオケの今年二回目の公演が終わった。

 

演目は

 

サンサーンスの黄色い王女より序幕

フォーレのマスクとベルガマスク(全4楽章)

レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ作曲の「『富める人とラザロ』の5つの異版」

ヨセフスックの幻想スケルツォ(自訳)

 

二曲目と三曲目の間に休憩をはさんで、二時間弱のプログラムだった。

 

 

前回の公演では、何故か曲の途中だけビデオ撮りをしていた旦那に、今回は曲の最初から最後までちゃんと動画に収める様にと指示を出したら、目立つ黄色の三脚とともにビデオ用のカメラもきちんと用意してきてくれた。 直前リハーサルが終わるころに来てくれて、カメラのセットアップをしていたけれど、カメラが明後日の方向を向いている。何故そんな変な方向を向いているのかと聞いてみると私が座っている席の場所を間違えていた。リハーサル中は私は自分の位置にいたのに、私の顔が分からなかったのだろうかプンプン

 

今回の私自身の出来は、Good。テンポの速い16分音符などは四つに一つしか弾いていないし、音程やボウイングが狂ったのは分かっているけど、それはリハーサルを通して同じだったので、自分としては上出来という程度。コンサートの後に、友人のAさんが「やってしまった!」と言っていたけど「私は全部の音を弾いてないし、音程もボーイングも狂いまくりだから、全然大丈夫だよ」と笑っていた。全部の音を弾いてはいないけれど、一応、弓だけはボウイングの方向に何となく動かしていたら、動画を見るとあたかも弾いている様に見えるびっくりマーク動画を見るだけだと、いっぱしのアマオケ団員だ。

 

直前リハーサルと公演の間に同じパートの人達と雑談していたら、私の前に座っているおばあちゃんは、なんと90歳とのことだった。以前は95歳まで弾いていた人もいたそうで、そこを目指しているそうだ。しかし、このおばあさんはボーイングが結構狂う(というか気にしていない模様)そして、ちらちらと後ろを振り返ることがあるのだけど、その度に「私、音外した?」とドキッとしてしまう。

 

そんなこんなはあるけれど、第二バイオリンは動画で見ると結構しっかりまとまっているように思える。実は前回の公演の後に、一人脱落(フルタイムの仕事をしながら、MBAを取るための大学院に通っていたおばさん)してしまったので、今は5人のみ。駐在員のAさんは、来年の4月に任期が終わり、帰国予定とのことで、それまでには私も、それなりに弾けるようになっていないといけだろうし、これからも頑張らねば。

 

一応、動画も貼っておくけれど、どれも長い(15分とか)なので、スルー推奨。自分が自分の演奏でアップアップの状態から抜け出して、少々余裕が出来たのか、間違えた人がいるとか、他のパートの弦楽器の音程が狂ったとかいうのが分かるようになってきた。それも、私自身からしたら進歩。