日本のニュースで、最近の円安で、日本国内では輸入品の値段が高騰していると騒いでいた。日本から海外旅行に出たり、日本国内で輸入品を購入しなければならない人は大変そうだ。ブロ友さん達もバイオリンの弦の値段や、輸入楽譜の値段が上がって大変だという話をしている。

 

でも、海外(特に強い米ドル)で生活している私たちには円安はとてもうれしい。輸入品を取り扱っているお店(日系スーパーや100均など)では円安で物の値段が下がることは、何故か無いのだけど、日本のものをネットで購入する時などは、ドル支払いにすると値段がすごく安くなる。

 

私がオンラインでピアノレッスンを受けている日本にいらっしゃるK先生へのお月謝はクレジットカードで支払いをさせてもらっていて、アメリカで発行されたけれど、海外で使っても手数料のかからないカードを使用している。先日、そのクレジットカードの支払い請求が来たのだけど、ドル換算された請求書をみて「安い!」の一言だった。一時間レッスンなのだけど、私が30分レッスンにチャージしている授業料とほぼ同じだった。元々、K先生のレッスン料はリーズナブルだと思っていたけど、円安のおかげで凄いお値打ち価格(?)になっている。

 

そういえば、先日、今年の秋に日本に行くための航空券を購入した。太平洋を越える長旅ではアメリカ系の飛行機はサービスが悪くてたまらない(毛布やまくらは足りないし、飛行中にお水をもらいに行くだけで嫌な顔をされる。日系だと夜中にお水とかジュースを配ってくれるのに)ので、最近は日系の航空会社のみ使うようになった。お値段も米系とあまり変わらないし、時には米系より安の時もある。

 

今回も「強気のお値段設定」といわれる日系航空会社の直行便の方が、乗り継ぎ便より何万円も安かったので、そちらにした。秋の出発だと、まだ日があるので、値段が下がるタイミングで購入しようと思っていたのだけど、信じられないくらい安かったので購入してしまった。もしかしたら、日本の航空会社だから、元々の料金設定は円建てだけど、アメリカで販売する時にはドル換算しているのだろうか、などと思っている。