ピアノ教室の発表会が終わった。
 
生徒たちは「この子は大丈夫だろう」と思っていた子が大幅に躓いてしまったり、「心配だなぁ」という子がとてもうまく弾けたり。でも、皆よく頑張ったと思う。
 
さて、私の講師演奏は、生徒の曲紹介をしている時から「あぁ、どうしよう」と不安になり、気もそぞろで、生徒の名前を間違えないようにするのが大変。舞台で暗譜が飛びそうで怖くて、一応持って行っていた楽譜を見ながら演奏してしまおうかと思ったくらい。でも、子供たちに暗譜をさせた手前、ここで挫けてはいけないと自分を鼓舞し、暗譜で臨んだ。でも、席に置いておこうと思っていた楽譜をお守りの為に舞台に持って上がり、ピアノの上に置くことに。
 

 

弾きだす前は、頭が真っ白、楽譜が飛んだのではと思ったけれど、楽譜が飛ぶことなかったけど、指や腕が思うように動かない。練習でとちったことのないところで指が動かず、でも、どうにか止まらずにメロディーラインを弾き続けた。伴奏の方も、こんなところでという所でなぜかミスタッチをしたり、音符を飛ばしたり、でも、止まらず、弾き直さず、とにかく最後まで弾き切った。

 

 

家での練習で曲を何度も聞いていた旦那は「結構、作曲していたね」と。弾いている時は夢中だったけれど、動画で聞き返してみると、演奏がなんだか平坦で面白くない。練習ではそれなりに演奏の色が出ていたと思っていたのだけど、ミスの箇所以上にそのことが気になっている。

 

今回学んだのが、私には人前での演奏経験が圧倒的に不足していること。これからは色々な機会を見つけては演奏して、人前演奏に慣れていかないといけないと思っている。