アメリカでは国の年金制度が破綻すると言われてずいぶん経つ。私もリタイア後は年金に頼らなくても生活できるようにと生活設計をしてきて、それなりに投資をしてきた。投資をするといっても、自分で株のことなどを勉強するには知識も時間もないので、いわゆるファイナンシャルアドバイザーというような人を雇っている。今までは証券会社付きの人にお世話になってきたけれど、4~5年前に不動産ディベロッパーに投資(資金貸付)をするファンドを紹介してもった。

 

こういう投資では、ディベロッパーと直接交渉するのではなく、間にブローカーが入る。ブローカーにより、違うプロジェクトを扱っているので、今までに二人のブローカーを使った。そして、二人とも投資商品を買う度にギフトバスケットをプレゼントしてくれていた。

 

そして今回、新しい投資をするのに、三人目のブローカーを使ってみることにした。何度がミーティングをして、その方が扱っているプロジェクトの説明などを受け、投資先と金額を決めた。次のステップは投資をするにあたって、ディベロッパーとの合意書などにサインすることで、先日その書類が送られてきた。

 

最初にこういう形態の投資をしたときは、合意書を最初から最後までしっかり読んだけれど、何度もやっていると、そこまで真剣に読まなくなった。本当はちゃんと読まないといけないのだけど、今回もサラサラっと目を通したくらいにしてしまった。その時に発見したのが、今までの合意書で見た覚えがなかった、ブローカーに支払われるコミッション(歩合給)についての条項だった。ブローカーさんには私から支払いをしたことはなく、最初に投資をする前に、ブローカーさんへの支払いはどうなるのかと聞いたら、ディベロッパーさんがコミッションを支払ってくれるのだと聞かされていた。(アメリカでは不動産の売買をする時は売りてがコミッションを払うので、特に驚くことでもなかった。)

 

さて、今回の投資に関しては、100,000ドルの投資に対して、10,000ドルのコミッションが支払われるとある。勧誘した投資額の10パーセントという結構高い額だった。(普通の不動産の場合は6%が多く、それを売りて、買い手の不動産で分けるので、一人3%。それでも不動産価格の高騰で高すぎると文句を言いだした人がいて、集団訴訟になっている。)ディベロッパーへの投資は最低投資金額も何十万円ということはとても少なく、結構の額のお金が一口の投資で動くことになる。そして、こういう投資は5年とか7年で一度収束、元本や収益を投資家に支払い戻す。すると投資家は新しいプロジェクト、商品を探すことになる。なのでブローカーさんはカスタマーサービスを充実させて、投資家さんを手放さないように努める。

 

ギフトバスケットは(結構良いものだけど)多分20~30ドルもしないと思う。一万ドルのコミッションが入ってきたなら、微々たるものだ。ギフトが届くはずだと納得した。