先日行った、新しいチェロの先生とのレッスンでは、私の今までの音楽経験について話すところから始まった。ピアノとバイオリンをやってきていて、バイオリンはレッスンを取っているというと、先生の名前を聞かれた。そこで「〇(下の名前)先生です」というと、「え、〇×(〇先生の苗字)?」とやっぱり、顔見知りだったようだ。

 

なぜ「やっぱり」なのかと言いうと、チェロのレッスンを行っているのは、とある個人バイオリン教室で、チェロの先生は、そこのバイオリン先生と友達で場所を貸してもらっているらしい。この場所を持っているバイオリンの先生には何年か前に私がバイオリンの先生を探している時に連絡を取ったことがあった。ご自身のお教室は一杯で新しい生徒は取っていないという事だったけど、今のバイオリンの先生を紹介してもらったのだった。

 

そして、チェロの先生との話は私が今年初めに入団したアマオケの話になる。すると、先生の友人がフルートのリーダーとして入団したばかりだという。2月ごろに新しいフルートの人が入ったなと(第二バイオリンの後ろの席の私の横並びくらいで場所が管楽器のセクションなので人の入れ替わりは比較的わかりやすい)思っていた。でも、プロの楽器弾きの友人の楽器弾きということはプロなのではないだろうか。そして「コンマスさんは〇〇さんよね」というではないか。コンマスさんは、元々は我々の街のプロの交響楽団で演奏していたらしい。多分、もう現役ではなくて「趣味」で音楽を続けているのだろうけれど、そういう人が一人いるとなると、元プロは何人もいるのではと思われる。

 

もしかしたら、アマオケではないのかもしれないと思ったけれど、他の団員さんは音楽とは関係ない仕事を持っていたり、していた(そして、リタイアした)という方もそれなりにいるので、演奏会で入場料を取るわけではないし、一応アマオケという位置づけなのだろうと結論づけたけど、私みたいなペイペイには場違い感が増した。