今年の初めに入団したアマチュアオーケストラでは団員を随時募集しているらしく、私が入団した時にも「楽器を弾く知り合いがいたらどんどんリクルートしてください」と言われた。その後、何人か新しい(であろう)人が加わったようだった。
バイオリンの新人では、第二に加わったのは私だけで、他の人は第一に加わったようだった。私が加わる前の第二バイオリンでは6人いたようだけど、私が入団してからは4人しかリハーサルに出席していない。つまり、私を入れて5人だけど、私は殆ど弾けないので、あまり助っ人になっていない気がする。そして、席順も私の前に二人組が二組なので、私は独りぼっちで少々寂しいし、前の人の音が良く聞こえなくて、どこを弾いているのかわからなくなってしまうことも多発した。
そんな時に、そういえば先日知り合った方(Aさん)がバイオリンを弾くと言っていたのを思い出した。我が家で開催している音楽会に何度かいらしたことがあるのだけど、その時にはバイオリンを弾いてはいなかった。でも、2年だか3年という短期のアメリカ赴任なのだけど、バイオリンを持ってきていると言っていた。バイオリン歴について聞いたことはなかったのだけど、短期の赴任先でもバイオリンを弾こう、弾く機会があるかもしれないと思ったのだから持ってきたのだろうと推測、それなりに弾けるのでは、とも推理した。
早速、私が入団したアマオケでは、団員を募集していること、特に第二バイオリンは人数が少ないことを伝え、一緒にやりませんかとお誘いすると、興味があると言ってくれるではないか。リハーサルの日時と場所を教えて、楽譜をメイルで送った。楽譜を見て「難しい」「無理」とかと思わないでほしいなぁと思いながら、リハーサルの日を迎えた。
時間に少々遅れて到着したAさん。あまり、話をする前にリハーサルが始まった。最初に取り組んだのはモーツアルトのバイオリン協奏曲で、今回のリハーサルの中では一番弾きやすい(と私は思う)ものだけど、私よりしっかり曲についていっている模様。指揮者の先生や、コンマスさんからの指示にもしっかりついていっている模様だ。
ご本人は、バイオリンをやっていたのは子供の頃でもう10年も弾いていなくて、弾き方さえ忘れてしまったというけれど、全く忘れてないと、私は思う。習っていたのは小学高学年から高校性くらいまでとのことで、やっぱり、子供の頃に身に着けたことは、体に染みついているのではと思う。大学や社会人になってからも、友達と趣味のアンサンブルのようなことはやっていたそうで、オーケストラ初心者というのでもないようだ。
心強い助っ人が入団してくれた。