昨年末から取り組んでいたチェルニーの小さい手の為の25の練習曲の10番を合格に(どちらかというと卒業)することにした。
過去のブログ記事を見返してみると11月中旬くらいから取り組んでいて、二か月弱取り組んでいたことになる。この練習曲集は一曲2週間くらいで仕上げる感じで来ていたので、10番は結構手こずったことになる。それも、出来は合格というのはちょっと抵抗がある。
10番はトリルの練習で、私はトリルが苦手だと思ったことはなかったのだけど、全く綺麗に決まらない。トリルをするときにきちんと打鍵できてないのが原因で、変に力んでいるのだと思う。特にテンポが速くなると、腕もカチカチになるし、どんどん力みが酷くなる。テンポを上げることばかりに気を取られて、肝心のトリルが綺麗に出来なくては本末転倒と、ゆっくり目のテンポで仕上げることにした。
しかし、テンポを落としても、練習すればするほどこわばって弾けなくなる。脱力、脱力とリラックスを心がけるけど、ちょっと気を抜くといけない。手先を見ているとそこに意識が集中するからか、それなりに弾けるけど、楽譜に目を戻すと、ぎくしゃくする。少々前に早いパッセージを弾くには指の第三関節(掌との付け根)から動かすようにすることという。そのほかにも今回は、白鍵盤だけのトリルの時は、鍵盤の端(手前)ではなく、真ん中辺を弾くと鍵盤の下がりが少なくても音を鳴らすことができること、手首をちょっと低めに構えると(私はどちらかというと高めに構えるほうだし、力むと腕も無意識に上がりやすい)弾きやすいということに気が付いた。手首が普通の位置だと、指先を自力で下さないといけないけど、手首が下がりめで指の第三関節が鍵盤に近いと、指を上げて、あとは重力で落とすだけで音が出る。体の構造や鍵盤の物理的な動きを考えると理にかなっている気がする。
今回は、そんなのところで、10番から先に進むことにした。