アメリカでは11月の第四木曜日はサンクスギビング(感謝祭)の祝日で、翌日の金金曜日も休日としている職場が多い。私のピアノ教室の生徒たちは軒並み、家族旅行などでレッスンがお休みになっているけど、私のバイオリンの先生はレッスンをするというので、レッスンに行ってきた。
レッスン時間より少々早く到着してしまったけれど、私の前に生徒さんはいないはずだし、バイオリンの音も聞こえないので、チャイムを鳴らすけれど、反応がない。もしかして、休日だからレッスンはお休みなのかと思い、ショートメールを送ると、レッスンを忘れていたわけではなく、チャイムの音が聞こえなかっただけだったらしい。
いつもレッスンは音階から始まる。前回のレッスンでイ長調音階は合格していたので、イ長調アルペジオが宿題だった。音階ではあまり音程も狂わなくなってきたのだけど、アルペジオだと弾く音の場所に指を置いていく方法だと、どうしても音程が不安定になる。前後の音の流れで弾かない(低い)音のための指を弾く音の指と一緒に抑えたり、抑えたままで次に移る指などを確認しなおす。元々、そういう弾き方をするようにと言われていたのだけど、指が開かずに、とりあえずは弾き終わった指を話しても良いという方向でやってきたのだけど、指の開きも良くなってきたし、ここでやらずに過ごしてしまったら、開き具合も良くならないので、左手の指使いの基礎をきちんと叩き込むようにしていきましょうという方向性に向かっている。弾きなれた指の動き(どこをおろして、どこはそのまま、どこは上げる)でない動きになると、やはり、戸惑うので、今回の宿題は指使いをさらりとできるようにすることとなった。
トリルと素早くスタッカートを弾く練習のカイザー14番では、自分的にはまだまだで、今回も持ち越しだろうと思っていたけど、そこまで酷かったわけではなく、合格となった。先生は、少々前にトライして、できなかったスピッカートの習得を目指したいそうで、次の課題曲は、スピッカートへの助走となる19番となった。正しく体を使うために右腕の使い方を練習する。私は、言われてすぐに出来るほど運動神経がよくないので、家での練習法を教わり、あとは次のレッスンまで地道にコツコツ反復運動で、体に覚えさせるようにすること。
課題曲の幻想曲では、新しく宿題となった、バリエーションの部分を見てもらう。この部分にはピッチカートだろうか、左手で弦をはじいて弾くところが出てくる。家での練習では止まり止まり、考えながらようやくはじけるようになってきたところで、体の使い方には特に問題はないようで、なれるように練習して、曲の中で使えるようにすること。32分音符4つをレガートで弾くところは、自分でも認識していた通り、移弦が甘くて、私の場合は右腕の高さをきちんと意識してあげたり下げたりしていないのが原因なようで、右腕の高さをしっかり意識して練習するようにとの指示を受けた。
半年くらい前までのレッスンでは、指示が抽象的過ぎて、何をどう練習したほうが良いのかがわからず、レッスンに通う価値はないのではと思ったりもしていたけど、ここ何か月のレッスンでは、体の使い方をきちんと指導してもらえるようになった。今回のレッスンでも、問題点、改善点、解決のための練習法をきちんと伝えてもらえて、いろいろ学べたレッスンだった。