独学ピアノでテクニック上達の為とピアノ教室で教材としての用途(どんな生徒にどんな時に使ったらよいのかを見極める)ために、一年ほど前から取り組み始めたのが、チェルニーの小さい手のための25の練習曲で、第一番から順に取り組み始め、現在はやっと半分弱の10番まで到達した。

 

どの曲も、取り組む前に「何の」練習をするためのエチュードなのかを見極めて、もし、レッスンで使うなら、生徒にどう説明したり、楽典を教えるならどうするかなどを考えながらやってきた。レベルとしては中級(の下から中くらい)なので、妥協せずに、合格レベルまで取り組もうと決心していた。

 

ここまでやってきて(同時にバッハに取り組んでいるのもあるかと思うけど)一年前より、断然に指の動きがよくなったのがわかる。新しい曲に取り組み始めるときに、今までだったら「弾けない~」となっていただろう所も、すんなり弾けるようになった。また、私の一番の弱点の一つがテンポアップができないことだったけれど、テンポアップも無理なくできるようになってきた。このチェルニーのエチュード集も早いテンポのものが多いけど、初めのうちは、テンポアップに結構時間を費やしたけど、最近は初見の時点から、所定テンポよりちょっと遅い程度で弾ける。

 

今回の10番は、トリルの練習の為のエチュード。

 

 

模範演奏で勉強した後、初見で一通り弾いてみる。

 

 

この曲で不思議なのが、トリルを弾くのはすべて右手だということ。今までの練習曲では、課題とされていることを右手で弾くパートが三分の二くらいで、それを左手でも練習するセクションが三分の一くらいあった。左手でトリルを弾くところもあったらよかったのにと思った。

 

バイオリンでもカイザーのエチュードでトリルの練習に取り組んでいるので、ダブルでトリル練習となる。