家のスタインウェイを購入したのは10年ほど前で、regulation という10年に一度行った方がよいといわれるメンテナンスをやった方がよいといわれていた。確かに、アクションを見ると、ハンマーの高さがバラバラだった。メンテをしてもらうには調律師さんがアクションを持ち帰れ、作業をして、持って帰ってきてもらわないといけないとのことで、ピアノを2~3週間は使えなくなってしまう。どうせ、家にいない旅行中にメンテをしてもらおうと10月に入り、調律師さんに連絡すると、すぐに取りに来てくれるという。

 

そして、作業の方も2週間もかからずに終わったようで、早速アクションを持って帰ってきてもらい、調律もしてもらう。このピアノは(中古で)買った時より、弦に少々錆が出ていて、調律師さんにもちょっと気になるといわたけれど、何年も同じ状態(錆が広がっていない)なら気にすることはないかもと言われた。

 

弾いてみると、タッチも音も目立って変わったとは感じなかった(私は、元々こういう変化には疎いし)メンテ前に記録にとっておいた演奏動画と今回メンテ後の演奏動画を比べるけど、音がすごく変わったという感じはしない。今回の動画の方がきれいな響きがするけれど、ピアノの蓋を開けて弾いてしまったので、その影響の方が大きい気がする。