独学ピアノでは、苦手なテンポの速い曲克服のためにチェルニーに取り組んでいる。

 

今まで、30番と40番は齧ったけれど、どうしても好きになれなくて、それに、何ページもある曲だと途中で飽きてしまう。そんな時に出会ったのが、小さな手の為の25の練習曲(Opus 748)で、早い音符をパラパラと弾き続けるというのとは一味違った25曲の練習曲がある。譜面上はあまり難しくないし、どの曲も見開き2ページくらいとっつき易い。生徒の教材としても使えるかもしれないし、どういうものがあるかを把握してみることにした。

 

最初の一番から順に初めて、現在は4曲目の4番に取り組んでいる。チェルニーにしては珍しくゆっくりのテンポのアンダンテ。今までの三曲では「譜読み、テンポアップ、仕上げ」と段階を踏んだのだけど、アンダンテだと「譜読み、仕上げ」に出来るので、比較的早く仕上がった。

 

もうちょっとメリハリ(強弱)が付いた方がよい気がするのだけど、楽譜自体に強弱記号が少ないので、自分で大げさに強弱をつけるのは止めておいた。