一か月ほど前に、どこでひっかけたのか、脇腹にぐさりと大きなえぐれ傷を作ったY君はようやく「完治」となった。

 

当初は傷を痛がったり、気にして舐めたりしていなかったし、喜んで海にも飛び込んで行っていたから、大した傷ではないと思っていたけれど、治りが遅く、獣医さんに連れて行くと縫わないといけないと言われた。

 

最初の診察で人(犬)生初の獣医訪問をしたY君だけど、初めから待合室ではガタガタ震えていた。縫うためには麻酔を掛けなければいけないので、一日入院をしたりしたけれど、待合室から奥に入るのを嫌がって、ズルズルと引きずられていったり、私がお迎えに行って、お会計などの順番を待っているときも、扉が開くたびに飛び出そうとしていた。

 

(三度目の獣医訪問時、待合室でガタガタ震えるY君)

 

家ではエリザベスカラー着用で、気分が落ち込むようで、本当は入ってきてはいけない(普通は入ってこない)家の中に忍び込んで、ダイニングテーブルの下から動かずに一日過ごしたり(全く物音も立てないので、私はY君が隠れているのを忘れてしまったくらい)。

 

 

 

ここ一週間くらいはエリザベスカラーは取れ、投薬も必要なくなりすっかり元気になっていたけれど、昨日ようやく抜糸の日を迎えることが出来た。

 

 
手術の際に剃られた毛も戻り始め、傷口はまだ目視できるけれど、そこまで痛々しくなく、「怪我したんだ」というくらいになった。
 
これで、数度に及ぶ獣医訪問もおしまい。本人(犬)は怪我をしたことも、獣医さんに行ったことも忘れてしまっているように、元気に庭を走り回っている。来週からは、海にも行けるだろう。