今回の一週間の日本旅行の第一の目的はご招待いただいた下関訪問、第二は私の野暮用、そして第三はストピ巡り(こちらも旦那に言わせれば野暮用だといわれそうだけど)だった。ストピ巡りの中でも弾きたいと思っていたのは羽田空港第二ターミナルのシゲル・カワイ。今回の旅では羽田空港から何度も発着陸して、そのたびに違うターミナルを使用したので、シゲル・カワイは第二ターミナルを使う時まで取っておいた。
しかし、第二ターミナル使用直前に、現在はベヒシュタインになっているという情報をゲットした。シゲル・カワイは弾いたことがあるけど、ベヒシュタインは弾いたことがないので、これは絶対に逃がせない、遠回りしたり、ちょっと時間を食うようでも絶対に行かなければと思っていた。
幸い第二ターミナルを使ったのは、下関から東京に戻ってきた時(時間を気にせずにピアノを探せる)で、夕方の7時ごろと時間も良かった。ピアノのある場所に近づくと、ピアノの音っぽいものが聞こえてくる。我々がピアノまでと到達すると、ちょっとさえないお兄ちゃんが洋楽を弾いていた。人を外見で判断してはいけないけど、さえなく見えるのに、腕前の方はなかなかだった。暗譜で、私にはミスはわからなったし、盛り上がるところをガンガン、フォルテで弾いていた。
お兄ちゃんの演奏を聴きながら、弾く曲を選ぶ。上手な人に続くので、比べられて、あまりにもみっともないのも嫌で、このお兄ちゃんはきっとクラシックはあまり弾かないだろうと、少々前に独学の課題曲として取り組んでいたモーツァルトのピアノソナタK331した。
楽譜は主題とバリエーションIしか持ってこなかった(後のバリエーションになるほどミスタッチの可能性が高まる)ので、主題を繰り返しを入れて主題部分だけを弾こうと思っていたけれど、主題の後半でミスタッチが目立ち、繰り返しをやめて、バリエーションIでリカバリーしようと思いついた。ということで、主題の前半のみ繰り返しつき、あとは繰り返しなしという、なんともアンバランスな演奏になってしまった。また、主題を弾き終わったところで、演奏が終わりだと思った旦那は録画撮りをやめてしまったので、バリエーションIに入り、焦って動画撮りを再開させたとのことなので、二つの動画をくっつけた。
このピアノを弾き終わっての感想は「このピアノいい~」。音がキラキラ光っている。「今度また、、、」と言ったところで、「また買うの?」と返事が。さすがにベヒシュタインをササっとは買えないです、、。「今度また弾きに来たい」と言いたかったのに。
その後何日かの東京滞在中でも「もう一度弾きに戻りたい」と思いながらも、時間的に無理で残念だった。
