ここ4~5年ほど診断がつかず治療法も見つかっていない症状に悩まされている。起きていて、意識がある時は四六時中、顔というか口の辺りにしびれというか微量の電流を流されている感覚がある。

 

この4~5年の間に沢山の専門医に掛かったけれど、誰も効果的な治療法を見つけることが出来ない、何回か通うと「私は分からない、専門外だから他に行って」と放り出されてしまう。日本の大きな病院では総合診療科というのがあるそうだけれども、アメリカにはないようで、総合診療はいわゆる町医者がすることになっている。勿論町医者にも何人もかかったけれど、聞いたことない症状で、何処に紹介状を書いたらよいのか分からないという。おかげで、ちょと医療関係の所に行くたびに、症状を説明し何か指針をもらっている。

 

その中の一つがリューマチ科の専門医に掛かってみるとのことだった。原因がよくわからない痛みはリューマチ科が担当することが多いそうで、免疫系統に異常があると似たような症状(それもリューマチ科の担当だそうだ)が出てくることがあるという。

 

どの専門医に行っても検査、検査。(結局検査は正常とでるので診断が出来ないようだ。)リューマチ科でも凄い沢山採血された。結果は私の症状と関係ありそうなところはすべて正常、でも他に幾つか面白いことが見つかった。その一つはグルテンアレルギーだということ。今までグルテンの入った食品を食べたからといって、気が付くようなアレルギー反応は出たことないし、アレルギーとは関係ない理由でグルテンフフリーの食生活をしてみたけど、感じられる体調の変化はなかった。

 

一応、旦那にもグルテンアレルギーだと伝えると、自称「粉もの大好き大阪人」の旦那はパンもパスタもダメでは食べるものは殆どないではないかという。実は私には他にも色々食べ物アレルギーがあり、気にしていたら本当に何も食べられないくらいになる。体調やその他の要因でアレルギー反応がでるか、どういう反応が出るかというのも変わってくるので、酷い反応がでたら薬を飲めばよいと高をくくっている。

 

でも、旦那はこのアレルギーの事を気にしているようで、食卓が様変わりした。今まではひやむぎが入っていたお味噌汁がひやむぎ抜きになり、焼きそば、ラーメン、お好み焼きとかも食卓に上がらなくなった。(自分一人の食事を作る時は食べているようだ。)私はお味噌汁にひやむぎが入っているのは嫌だったし、炭水化物というか粉ものがドーンと出てくる食事もあまり好きではなかった。いやだと言ってご飯を作ってくれなくなると困るので、文句を言ったことがなかったけど、今回のアレルギー事情で炭水化物が肉、魚に置き換わっているようだ。たまにお昼に帰ってきて私のお昼ご飯を作ってくれる時もソーセージなどを焼いてくれる(自分はラーメンとか焼きそばを食べている)。

 

そして、なぜか野菜は嫌いだと言ってサラダなんて食べなかった人が夕食に毎食サラダが付けるようになった。私はサラダとかお野菜とかは食べたほうが良いと思っているので、これも嬉しい変化。

 

病状はまだまだ解決されないけど、大量の検査から嬉しい副産物が出てきた。