最近、バイオリンでも、チェロでも独学に限界を感じている。元々楽譜を読むのには不自由しなかったし、左手で弦を押さえて、右手で弦を弾くという動作にも慣れてきたけれど、なんだかしっくりこない。楽譜を追って音は出せるのだけど、音の響きはいまいちだし、曲に色を付けようとしてもどうすればよいのか分からない。チェロの場合はそれよりひどく、弾いていて体に痛みが生じることもある。何かが不足、何かを正しく行っていないのが一目瞭然だけれども、何処がというのは分からない。
こういうことを克服するにはやっぱりレッスンを取らないといけないと思い始めた。大学でのピアノクラスも終了したし、スポーツジムではフィットネスクラスのスケジュール変更があり、週日に一日ジムに行かない日が出てきたので、その日をレッスンに充てようと思った。
ネットで先生をサーチして、結構問い合わせたけど、問い合わせのメールが返ってこなかったりする。幾つか連絡が取れたところもあるけれど、レッスン日とかスケジュールに関して、私の希望と合わない。
連絡を取った一つの所は生徒と先生のマッチングサイト。最初にお問い合わせフォームで基本的な質問に答えると、「いつ電話したらよいですか」という質問があり、いつでもと答えると、5~10分後に電話がかかってきた。どのような先生を探していて、どんな目的があってと色々話した。電話を掛けてきてくれたお姉ちゃんはとてもフレンドリーで感じが良かったので、ちょっと雑談(音楽とかレッスンについて)をした。
すると、そのお姉ちゃんは今年ジュリアード音楽院を卒業したところだという。そう、全米はたまた全世界でも有名な、優れた音楽家たちを輩出しているという、あのジュリアード。専攻はチェロだったらしい。それなりに才能がなくては入れないだろうし、卒業するのだって「そこそこ」ではできないと思う。
それなのに、卒業してもネットのマッチングサイトの事務員をやっているなんて、可哀そうになってしまった。それでも、「音楽関係」の仕事につけただけでもましなのかもしれない。サイトを通して、チェロの生徒が来れば自分で教えるのかもしれないけど。(このサイトではバイオリンの先生を探していると連絡したので、チェロのレッスンについては話はしなかった。)
私自身、大学では「面白い」と思った学問を専攻してしまい、勉強自体は面白かったけれど、卒業しても仕事はほぼなし。結局、就業ビザも取れず、大学院に戻る結果になったので、大学の専攻は「好き」「面白い」で選んではダメで、将来どれだけ仕事に結びつけられる専攻にしないといけないと思っている。(日本のように4年生が一斉に就職活動をして、、というのと違い、米国では専攻で、その後の進路が決まってしまうところもある。)
そういえば、(初めて即失敗した)リモートアンサンブルにも弦楽器のパフォーマンスで大学を出たけれど、思うように仕事が見つからないので、大学院に入り直すと言っていたお兄ちゃんもいた。
音楽の道は、何ともシビアである。![]()
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