やはり大喜利向きの人材では無かったという事か…。 | 有栖川まおの愛が止まらないR

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「有栖川まお」のガンダムで倉木麻衣な日々の出来事を綴ったブログです。

 本日の『笑点』において、番組の最後に重大発表があるというので、一体何だろう、昇ちゃん楽さんへの司会交代か、木久ちゃん引退か、それとも三ちゃんこと二代目三平師匠降板か、何だかどれもありそうだなぁ、と思っていたら、この中の三番目だったのでした…あぁ、やっぱり

 思えば、5年前の歌丸師匠引退時に新メンバーになった三ちゃんでしたが、正直、評判はあまりよろしくありませんでした。『ガルパン』や『鬼滅の刃』といった新し目のネタを得意としていた事もあり、メインの視聴者層であるお年寄りの受けはあまり良くなく、答えた後に客席が静まり返る事も、一度や二度ではありませんでした。両隣の木久ちゃんや楽さんからは、事ある毎にダメ出しを食らってましたし、おまけに、データ放送では座布団0枚が続出していました。これは「国分佐智子を嫁にしやがって」との非モテ層のやっかみという話もありますが、ただ単に答えがつまらなかっただけの話ではないでしょうか。個人的には、座布団を貰う時に「やった!」とか「ありがとうございます!」などといちいちはしゃぐのがイヤでした…。

 父親である初代三平師匠が「爆笑王」と呼ばれていた程に客の受けを狙っていたのとは対照的に、落語の方は本格派を目指しているそうですが(何しろ、初代三平師匠は臨終の際に、意識が混濁している中で、医師から「しっかりして下さい! あなたのお名前は?」と訊かれた際に「加山雄三!」と答えた位ですし、「こりゃかなわないや」と思ったのでしょう)、そこがまた、「笑わせてナンボ」の大喜利向きの人材では無かったという事だったのではないでしょうか。つべやニコ動のコメントでも「三平つまんね」「辞めろ」との声が多かったですし、本人としても、こん平師匠が亡くなって一年となるのを機に、悩みに悩んだ末に(心なしか、以前に比べてやつれてましたし…)降板を決意したのでしょう。本人曰く「勉強し直して参ります」との事でしたが、これからは、この一件をバネに、落語一筋に頑張ってもらいたいものです(普段落語を少々しか聞かない私が言うのも何ですが)。

 問題は、次のメンバーが一体誰になるかですが、ここは一つ、若手の中から誰か型破りな人材を発掘してもらいたいものです。