みなさんこんにちは
今日も雨が降らず、ちょっと心配ですねぇ![]()
そろそろ利用者さんの脱水が真剣に心配になってまいります
先日、「向笠さんもう自宅で介護をする自信がなくなりました…」と利用者さんの奥さんからお話が…
どうやら、看護師さんから自宅での奥さんの介護の方法をだめだと指摘を受けたそうです…
一生懸命ご主人の介護をされていて、とても頑張っていたのでショックも大きいようです![]()
その看護師さんは利用者さんのためを思い奥さんに指摘をしたのです。
その後、そのステーションの所長さんと一緒に話の内容の確認をしに訪問すると泣きながら奥さんが施設を探してくださいと…![]()
一通り奥さんのお話しを聞き、外に出てから所長さんが看護師さんに「あなたの気持ちはわかるけど、まだ訪問し始めで信頼関係ができていないのにきつく言っては逆に聞き入れられないこともあるのよ。相手の気持ちになってコミュニケーションをとりなさいね」と、その看護師さんはやや憮然と…
その後所長さんと二人になり「昔は部下を叱っても大丈夫だったんだけど、最近はそうもいかないんですよね…」と、
コマーシャルでもありましたが、人には「やる気がでるスイッチ」と「やる気をなくすスイッチ」があるかと思います
その奥さんは頑張っていることを認めてもらいたかったのだと思います
誰でもそう思うと思います
その奥さんにとって頑張っていることが「やる気スイッチ」で、やっていることを否定されることが「やる気をなくすスイッチ」かと思われます
今回のことを言えば指摘することは必要ですが、指摘の仕方に工夫が必要であったということでしょう
職場等での指導も一昔前は7割褒めて3割指導するのが程よいとされていましたが、現在は8:2に近づきつつあると新聞紙面で読みました
指導するときは人のだめな部分ばかり目につくかと思います。
ケアプランでもその方やその方を取り巻く人や環境にストロングポイントを探し出して、上手にその部分を伸ばしてやる気を出していただくことも重要であります
人の信頼を得るには時間がかかり、信頼を失うに時間はかかりません
褒めることだけで信頼を得られえるとは思いませんが、その人を思いやることで信頼を得られるものだと思います。信頼の貯金を重ねるためにコツコツとコミュニケーションをとっていく必要がありますね
私も以前に知らないうちに「やる気をなくすスイッチ」を押してしまったことが何度となくあります
そしてその都度反省するのであります![]()
人の指導をするにも信頼関係が必要だなと切に感じてしまいます
利用者さんの奥さんがもう一度ほどよく頑張ってもらえるようチームで声かけ・見守り行っていきます
むかさ