今日はこれから新規ケアプランの担当者会議に行ってきます
私が相談依頼を受けたのは近所の通所介護事業所様からです。ご本人は事情により外出頻度が大変少なくなっていました。たまたま以前から交流のあったご友人に薬局で出会い、ご友人が利用中の通所介護事業所に見学に行こうと誘い、そこから通所介護事業所の相談員さんにつながったそうです。
私が初回訪問した時に同居の長女様より、数年間引きこもってしまっていて、心配していた。介護の先が見えにくくなっていたとの訴えを聴きました。面接時に繰り返し『いいチャンスにしたい』とおっしゃってました。ご本人も何とか外出して社会交流の場をもちたい、長女様に迷惑をかけたくないと思っていたようです。
潜在的なクライアントがこの地域にもまだまだいらっしゃると思います。アウトリーチ活動による相談機関の周知徹底、相談しやすい敷居をとっぱらった環境構築も大事です。また、地域の力として人と人とのつながりや思いやり（おせっかいでもいいと思います）などを通じて、真のニーズにたどりつくこともあります。
地域で動く介護事業所が地域から、個人からニーズのパスを出されたときにタイムリーにキャッチして連動し対応できる。そういう地域のシステムづくりを考える機会になりました。
超高齢社会を支えていく為にも先ずは地域の人たちから『捨てたもんじゃない』と思える介護システムをつくり、関わりの意識をもっていただくことが急務であると考えます。
これから良い支援が展開できるようにしたいと思います。
あさひ