昨日、父へのメッセージをブログにアップした。




アップしてからきっちり1時間後のこと。


私のスマホに着信の履歴が残っていた。

夜9時。

友人からこの時間に電話がかかってくることはまずない。

そもそも、最近は友人とのおしゃべりはもっぱらLINEだ。


不審に思って着信履歴を開いてみると、「非通知設定」と表示された。

この表示を見たのは何年ぶりだろう。


不思議なのは、着信音が鳴らなかったことだ。

その時間、私はスマホを自分の目の前に置いて、モラ夫と一緒にテレビを見ていた。

私は非通知も表示圏外も着信拒否にしていない。

相手は「非通知」で電話してきて、こちらで着信音が鳴る前に電話を切ったことになる。


私のスマホの番号を知っている人が私のブログを読んで、気持ちを察して非通知で電話をくれた?

いや、私は電話番号を教え会う友人に、ブログをやっていることは言っていない。

(話の内容でもしかしてmaruko?と思っている友人はいるかもしれないが、これまで聞かれたことはない。)


もしかして、Amebaの事務局から?

いや、これだけたくさんあるブログの中から、しかも夜中にかけてくるなんてあり得ない。


もしかして…


もしかして…







お父さん…?







たかだか非通知設定の着信があっただけで、何を言っているんだ、と思われても仕方ない。


でも、父からの着信かもしれないと思うと、心がじんわりと温かくなった。


天国に到着したよ、という連絡かな。

見守っているよ、というメッセージかな。

お母さんに会えたよ、という報告かな。


そんなことを想像して、嬉しくなった。


こっちは大丈夫だよ、お父さん。

寂しいけれど、ちゃんと食べてるよ。


多分、モラ夫とも喧嘩をしながら楽しくやっていけると思う。

ちゃんと見ててよ、お父さん。


でも、私がSOSを発信することがあったら、飛んできてね。


そして、私がこの世を去るときが来たら、お母さんと一緒に迎えに来てね。


そのときに会えるのを楽しみに、私も静かに年を重ねていくよ。