別居が始まってから、私は最初に「自分が好きなこと、好きなもの」を思い出すことに努めた。


考えた結果はこうだった。

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たった1度の人生なのに、思い入れがあるものがすぐにわからないなんて、なんだか切ない。


思い起こせば30代に突入したころからは仕事が趣味みたいな感じになってしまい、週末は暇をもてあましてデパートをぶらぶらしたりしていた。

友人も結婚して家庭を持ち始めれば、週末ごとに会えるわけでもない。

つまり、モラ夫が原因で好きなことがなかったわけではないのだ。


とても残念な気付きではあったか、すぐに思い浮かばないものは仕方ない。


今はなにが好きかわからなくても、これから探せば良いではないか。

これからは、嬉しい、楽しいを追求して生きよう。

自分が少しでも好きだと思えるものを優先して生きよう。

嬉しいな、楽しいな、と笑顔で溢れた走馬灯を見ながらこの世を去ることを目標にしよう。


そう心に決めた。